F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

カナダGPの47周目に起きた『事件』で、セバスチャン･フェッテルが犯した“ミスと断定できること”は、以下の3点だけ。

1. シケインをオーバーシュートしたこと。
2. ゴール直後、指定の場所に停めず、インタビューを無視して審査委員会室に向かったこと。
3. 立入禁止区域である車両保管場に入って順位ボードを動かしたこと。

本来なら、最低でも1万ポンド以上の罰金がかせられておかしくない明確なこれらの“違反”に対して、FIAからなんの報告もないのは、なぜか?

［STINGER］山口正己
photo by FERRARI