トヨタ+中嶋/アロンソ組2連勝!!–第87回ルマン24時間決勝

6月15日-16日に、フランスのサルテ・サーキットで行なわれた第87回ルマン24時間レースで、中嶋一貴/フェルナンド・アロンソ/セバスチャン・ブエミの8 トヨタTS050 HYBRIDが、昨年に続いて優勝した。
レースは、2台のトヨタTS050 HYBRIDがシーソーゲームを展開し、終盤は、7号車の小林可夢偉/M.コンウェイ/J.M.ロペスが先頭に立ってレースをリードしていたが、残り1時間でトラブルに見舞われて後退、8号車が前に出た。7号車のアンカーのロペスは、3分19秒台という予選ペースで追い上げたが、首位を取り戻すことができなかった。
日本人として初の連覇を達成した中嶋一貴は、「チャンピオンをとるために走ってきたので。7号車のレースでしたね。何とも言えないです」と仲間である小林可夢偉を気づかって涙を流して言葉を詰まらせた。
8トヨタTS050 HYBRIDのトリオが2018-2019スーパーシーズンのタイトルを決めた。トリオの一人であるフェルナンド・アロンソは、デイトナ24時間に次ぐ勝利となった。
また、日本から3名が参加したGT-Amクラスは、中盤までトップを守っていた星野敏組は終盤にリタイアを喫したが、木村武史/ケイ・コッツォリーノのCar Guyチームが、初参加という難関を乗り越えてクラス6位で感涙のゴールを実現した。
【STINGER】
photo by © Arnaud CORNILLEAU (ACO)




