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ハミルトン、強さのだめ押し–2019F1GP第8戦フランスGP決勝

ハミルトン+メルセデスが圧倒的な強さを見せ、メルセデスが開幕から8連勝、6度目の1-2フィニッシュを決めた。ハミルトンは4連勝でシーズン6勝目、F1通算79勝目で2位にボッタスを従えた。

メルセデスの1-2はいつも通りだったが、今回は、ルイス・ハミルトンの巧さと強さが際立つレースだった。

ハミルトンは、ポールポジションからダッシュを決めて1コーナーを真っ先に回ると、トップのままピットインして交換したタイヤがブリスターができた状態でありながら、最終ラップにファステストラップを記録してトップでチェッカードフラッグを受けた。

ファステストラップは、その後にゴールしたセバスチャン・フェッテルに更新されたが、フェッテル+フェラーリはファステストラップのために直前にピットインして最も柔らかいソフトタイヤに履き替えていた。

ブリスターが発生したハードタイヤで、真新しいソフトタイヤに匹敵するタイムを記録できるポテンシャルは、メルセデスの強さをベースに、疲れを知らないルイス・ハミルトンの鉄壁の闘争心を改めて深く認識させるものだった。

ハミルトン+メルセデスの強さは、高校野球で20対0で勝っているところに満塁ホームランを打つようだった。

終盤のハイライト。ボッタス+メルセデスに迫るルクレール+フェラーリ。

それでも、ルクレール+フェラーリが2位のボッタス+メルセデスに1秒以内に詰め寄る検討を見せ、最終ラップまで気を抜けない展開となった。

マックス・フェルスタッペンのレッドブル・ホンダが4番手。今シーズンの8戦総てを5位以内でまとめる安定性をここでも証明したが、チームメイトのピエール・ガスリーは、11位と入賞できず、地元でもフェルスタッペンとの差を埋めることができなかった。

マクラーレンは、終盤、ランド・ノリスが油圧低下で苦しいレースを展開したが、入賞ギリギリの10位に踏ん張り、スタートでノリスを交わした同僚のカルロス・サインツが6位に食い込んだ。

ルノーの2台とライコネン+アルファロメオの激しい先陣争いなど、中団の激しい先陣争いが最後まで続く白熱のレースだった。

◆フランスGP結果
1. ハミルトン+メルセデス
2. ボッタス+メルセデス
3. ルクレール+フェラーリ
4. フェルスタッペン+レッドブル・ホンダ
5. フェッテル+フェラーリ
6. サインツ+マクラーレン
7. リカルド+ルノー
8. ライコネン+アルファロメオ
9. フルケンベルグ+ルノー
10. ノリス+マクラーレン
11. ガスリー+レッドブル・ホンダ
12. ペレス+レーシングポイント
13. ストロール+レーシングポイント
14. クビアト+トロロッソ・ホンダ
15. アルボン+トロロッソ・ホンダ
16. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
17. マグヌッセン+ハース
18. クビツァ+ウィリアムズ
19. ラッセル+ウィリアムズ
—-以下、リタイア
グロジャン+ハース
※決勝詳細結果

[STINGER]山口正己
photo by MERCEDES

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1位マックス・フェルスタッペン491ポイント"
2位セルジオ・ペレス240ポイント
3位ルイス・ハミルトン220ポイント
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1位レッドブル・レーシング860ポイント
2位メルセデス409ポイント
3位フェラーリ406ポイント

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