佐藤琢磨のインディカー第10戦コメント

スタート直後。ロッシがハータをかぶせてパス。琢磨は右側の8番手。
6月23日にウィスコンシン州エルクハートレイクのロードアメリカで行なわれた2019NTTインディカー第10戦の決勝レースで、レイホールレターマンラニガンレーシングのNo.30 Mi-Jack/パナソニックダラーラホンダの佐藤琢磨は、10位に入賞した。
6番グリッドからスタートした琢磨は、7番手を走行していた3周目のターン3で後方から迫ってきたヒンチクリフに押し出される格好でコースアウトして12番手に後退。55ラップのレースの大半をそのまま消化し、終盤の50周目にブールデをパスして11番手へ。1周1秒のペースでハンター-レイを追い詰め、ファイナルラップでオーバーテイクして10位でフィニッシュした。
この結果、琢磨はシリーズポイントを292点とし、ランキング6番手につけた。
佐藤琢磨のコメント
「スタートはよかったけれど、ヒンチクリフとサイドバイサイドで残念ながら押し出され、本当に悔しかった。順位を落としてしまい、挽回を図ろうとしました。結果的にタイアチョイスが適切で、最終スティントにはブールデとハンターーレイをオーバーテイクしてポジションを上げましたが、今日はトップ6でフィニッシュできたはずなので、実現できず、とても残念です」
次戦は6月14日にトロントで開催される。
【STINGER】
photo by Honda




