F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集 F1 STINGER 【スティンガー】 > F1ニュース >   フェラーリPP、レッドブル・ホンダ3位–決勝のお膳立てを整えたオーストリアGP予選

F1ニュース F1の動向が一目でわかる新着ニュースや最新トピックを随時更新。

フェラーリPP、レッドブル・ホンダ3位–決勝のお膳立てを整えたオーストリアGP予選

2019F1GP第9戦オーストリアGPは、海抜700mの高原のレッドブル・リンクで予選を行ない、Q3の順位とタイムに、この日のドラマが凝縮。決勝レースがおもしろくなる要素を満載して闘われた。

シャルル・ルクレール+フェラーリが、F1二度目のポールポジションをコースレコードで決めた。高速でリスキーなレッドブル・リンクで、アタック中に棄てバイザーを棄てる余裕を見せた。4.319kmという21戦中で最も短い高速コース。ラップタイムも最も短いことから、タイム差が少なくなるはずだが、2番手のルイス・ハミルトン+メルセデスに0.250秒の差をつけ、「凄くうれしい。ドライブを楽しめた」とコメントした。

破れたハミルトンは、「若手ががんばっている中で、トップ3に3チームが並んだのはいいこと」と達観のコメント。3番手にマックス・フェルスタッペン+レッドブル・ホンダが続いて、バルテリ・ボッタス+メルセデスを4番手に蹴落とした。

ここまで苦戦を強いられていたハースが息を吹き返し、フランスのマクラーレンのようなキレのいい走りを見せた。ケビン・マグヌッセンは、アタックを決めてチーム無線で絶叫した。

ランド・ノリス+マクラーレンが好調を持続して6番手。フェラーリ・エンジン搭載のアルファロメオの二人が7-8番手。5番手のマグヌッセン+ハースから9番手のピエール・ガスリー+レッドブル・ホンダまで僅か0.13秒の僅差だった。

コースレコードでポールポジションを決めたシャルル・ルクレール対照的に不運だったのがセバスチャン・フェッテル+フェラーリ。順調にQ3に駒を進めたが、Q3開始早々にピットがざわめき始めた。マシン左後部に何らかのトラブルが見つかり、修復を試みたが時間切れ。アタックできずに時間切れとなった。

◆オーストリアGP予選
1. ルクレール+フェラーリ 1分03秒003
2. ハミルトン+メルセデス 1分03秒262
3. フェルスタッペン+レッドブル・ホンダ 1分03秒439
4. ボッタス+メルセデス 1分03秒537
5. マグヌッセン+ハース 1分04秒072
6. ノリス+マクラーレン 1分04秒099
7. ライコネン+アルファロメオ 1分04秒166
8. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ 1分04秒179
9. ガスリー+レッドブル・ホンダ 1分04秒199
—-以下、ノータイム
10. フェッテル+フェラーリ

[STINGER]山口正己
photo by FERRARI

記事が役に立ったなと思ったらシェアを!

F1 最新レースデータ

F1 ポイント・ランキング

F1ドライバーズ・ポイント
1位マックス・フェルスタッペン491ポイント"
2位セルジオ・ペレス240ポイント
3位ルイス・ハミルトン220ポイント
F1 コンストラクターズ・ポイント
1位レッドブル・レーシング860ポイント
2位メルセデス409ポイント
3位フェラーリ406ポイント

PARTNER
[協賛・協力企業]

  • CLOVER