荒れ模様のオーストリアGPのグリッド
オーストリアGPの予選は、悲喜こもごも、笑顔から落胆の表情まであらゆる“事件”が起きたが、なかでも最大の驚きは、フロントローに最強メルセデスがいなかったことだ。
ルイス・ハミルトンは、ニキ・ラウダの息子からピレリ・ポールポジション・アワードを授与されたシャルル・ルクレールのフェラーリに次ぐ2番手のタイムを記録したが、Q1でアルファロメオのキミ・ライコネンのアタックを邪魔したことで3グリッドダウンのペナルティを与えられ、5番手スタートとなった。
また、ハースのケビン・マグヌッセンは、5番手のタイムに嬌声を上げたが、ギアボックス変更で5グリッドダウン、10番手からのスタートとなった。
[STINGER]大和 空/Sora Yamato