オーストリアGP決勝、ピレリの分析

高速/高温でタイヤに厳しいレッドブル・リンクのオーストリアGP。タイヤの使い方が速さを決めた。さらにレースでは、気温がもっと上がるという天気予報があり、厳しさが加速する。
タイヤを一社供給するピレリの、決勝レースの注目の仕方が面白い。
◆戦略
ミディアムタイヤでスタートし、14~20周でハードタイヤに交換するのが理論上では最速。次は、ソフトタイヤでスタートして、12~16周目にハードタイヤに交換する作戦になる。
◆気温
予選セッションは55度の路面温度と32度の気温で行なわれた。日曜日の気温は、もっと上がると予想される。
◆ミディアムタイヤ
これが理論的に最適なスタートタイヤであり、メルセデスとレッドブルのマックス・フェルスタッペンがQ2でこれを走らせている。さらに、タイヤを選べる11位以下にも、ミディアムタイヤを選択するはずのドライバーに注目したい。
◆トラフィック
レースの週末に影響を及ぼしましたが、トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトと何人かは、この渋滞でQ2を逃した。
◆風向き
金曜日にいくつかの事故を引き起こし、ドライバーが注意しておく必要がある。
◆アルファロメオ
トップ10に2台が入り、スイスに本拠を置くチームは明日素晴らしい結果をもたらす可能性が高い。
[STINGER]大和 空/Sora Yamato
photo by PIRELLI




