シルバーストンといえば、“タイヤバースト事件”
F1GP第10戦イギリスGPは、今年も、高速シルバーストンが舞台。そこで思い出すのは、2013年のイギリスGP。5台のタイヤがバーストした。
トップを走行していたルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)が7周目、フェリペ・マッサッ(フェラーリ)が9周、ジャン-エリック・ヴェルニュ(トロロッソ)35周目、セルジオ・ペレス(マクラーレン)が46周目と、4名のドライバーのタイヤに問題が発生した。バーストしたのは総て左後輪だった。
右回りの高速シルバーストンでストレスがかかった? しかし、驚くべき“事実”が発覚する。多くのチームが、タイヤの回転方向を逆にして使っていたというのだ!!
タイヤを指定と逆方向に使うという、“そこまでやるか”というF1 Qualityに対するSTINGERの分析はこちら。
◆タイヤバースト事件が気になる-その1:回転方向とタイヤ性能
[STINGER]山口正己