インディカーのHALO(エアロスクリーン)–オーバルも視認性に問題なし?!
インディカー・シリーズが来シーズンから採用するエアロスクリーンを、スコット・ディクソンがシミュレーターでトライした。2日火曜日、インディアナ州スピードウェイのダララリサーチセンターで行なわれたもの。
エアロスクリーンは、F1のHALOのようなドライバーの頭部を守るシステム。HALOとの違いは、名前にあるように強化プラスチック製のスクリーンがあること。レッドブル・アドバンスド・テクノロジーズが開発/製作を担当した。
ディクソンのドライブによるビデオは、ロードコースのロングビーチ、続いて1分20秒から、オーバルのインディアナポリス/テキサス/アイオワと続き、最後の2分50秒から、パーマネントコースのバーバー・モータースポーツパークをトライし、「視認性の問題はない」とコメントした。
しかし、オーバルはスピードが高く、アクシデントの瞬間が支柱の陰になる可能性を考えると、一抹の不安は残る?!
[STINGER]山口正己
photo by INDYCAR