フェラーリ全滅!!–隠していたハミルトン+メルセデス
2019F1GP第11戦、ドイツGPは、絶好調でフリー走行3までを進めていたフェラーリが、2台ともトラブルに見舞われ、セバスチャン・フェッテルがQ1で、シャルル・ルクレールがQ3でマシンを降りるショッキングな展開となった。
一方、金曜日からもうひとつスピードの乗らなかったメルセデス陣営は、特にルイス・ハミルトンがいつものように“隠し玉”をポケットにしまい込んでいたことがQ2で発覚する。
F1GP200戦を記念して、チームのスタッフに1950年台のユニフォームをそろえたピットのサポートも完璧に、ハミルトン+メルセデスは、スタートでのタイヤ規制を考慮して、中間コンパウンドのミディアムタイヤでアタックし唯一のてトップタイムを記録した。
さらにQ3では、ソフトタイヤで唯一の1分11秒台。「なぜあんなにうまくできたか分らない」と、インタビューアの元F1ドライバーのポール・ディレスタに応えてスタンドに手を振った。
フェラーリなき予選で注目されたのはレッドブル・ホンダの二人、マックス・フェルスタッペンの2位は順当だが、前日のクラッシュを乗り越えたピエール・ガスリーがボッタス+メルセデスに次ぐ4番手に着けたのは、見事だった。
明日のレースは、15時10分(日本時間22時10分)にスタートする。
◆ドイツGP予選
1. ハミルトン+メルセデス
2. フェルスタッペン+レッドブル・ホンダ
3. ボッタス+メルセデス
4. ガスリー+レッドブル・ホンダ
5. ライコネン+アルファロメオ
6. グロジャン+ハース
7. サインツ+マクラーレン
8. ペレス+Rポイント
9. フルケンベルグ+ルノー
10. ルクレール+フェラーリ
—-以下、Q2ノックアウト
11. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
12. マグヌッセン+ハース
13. リカルド+ルノー
14. クビアト+トロロッソ・ホンダ
15. ストロール+Rポイント
—-以下、Q1ノックアウト
16. ノリス+マクラーレン
17. アルボン+トロロッソ・ホンダ
18. ラッセル+ウィリアムズ
19. クビツァ+ウィリアムズ
20. フェッテル+フェラーリ
[STINGER]山口正己