ホンダ・パワーのドイツGP初日
ホンダ勢は、気温37度、路面温度50度のホッケンハイム・リンクのドイツGP初日に、フェルスタッペン+レッドブル・ホンダが5位、ガスリーはクラッシュを喫し、クビアト+トロロッソ・ホンダが12番手、アルボン+トロロッソ・ホンダが14番手で終えた。
ホンダF1レーシングの田辺豊治テクニカルディレクターが、初日を振り返った。
「ドイツGP初日は、欧州を襲っている猛暑の影響で、気温37度、路面温度50度という今シーズンで最も厳しいコンディションになりました」
「土曜日の予選と日曜日の決勝は、大きく気温が下がる予報が出ていましたので、PUとしては外気温に対処しつつ、土日のクーリングなども考慮しながらセッティングを進めました」
「アストンマーチン・レッドブル・ホンダも、レッドブル・トロロッソ・ホンダも、通常の金曜日プログラムをほぼ消化しましたが、ドライバーコメントからはまだ改善が必要なようです。PU側もチームと協力して、土曜と日曜に向けてセッティングの最適化作業を進めます」
「FP2終盤のガスリー選手のクラッシュについては、金曜日用のPUを使用していたことで、明日以降の運用に大きな影響を及ぼすことはありません。ダメージの状況については、これから確認を行ないます」
[STINGER]大和 空/Sora Yamato
photo by Honda