ハンガリーGP予選のホンダ・パワー
ハンガリーGPの予選でホンダ勢が躍進した。アストンマーチン・レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが初のポジションを獲得。ホンダにとっては、ジェンソン・バトンの2006年第3戦オーストラリアGP以来、2015年のF1復帰後初のPPとなった。
ホンダ・パワー搭載のアストンマーチン・レッドブル・ホンダとレッドブル・トロロッソ・ホンダの4台は、全車Q2に進出。フェルスタッペンがトップタイムを記録した。
僅差の中団の中でトロロッソ・ホンダのアレキサンダー・アルボンとダニール・クビアトのQ2のタイムは僅か0.005秒で12番手と13番手で、どちらもスタートタイヤを自由に選択でき、ロングランのデータを活用して作戦を考える構え。
レッドブル・ホンダのフェルスタッペンとピエール・ガスリーはQ3に進み、メルセデス、フェラーリの三つ巴のトップ争いとなり、フェルスタッペンがメルセデスのバルテリ・ボッタスと0.018秒差でキャリア初のポールポジションを獲得した。ガスリーは、最終アタックでわずかなミスがあり、3列目6番グリッドからのスタートとなった。
ホンダF1レーシング田辺豊治テクニカルディレクター
「アストンマーチン・レッドブル・ホンダのフェルスタッペン選手が素晴しい走りを見せ、自身のキャリア初となるポールポジションを獲得しました。フェルスタッペン選手にはおめでとうと言いたいです」
「また、レッドブルのシャシーとホンダのPUでそれを成し遂げられたことを非常にうれしく思います。オーバーテイクが非常に難しいハンガロリンクでのポールポジションを、明日のレース結果に結びつけたいと思います」
「他のマシンも、ガスリー選手が6番手、レッドブル・トロロッソ・ホンダの2台が大混戦の中で12番手、13番手と、4台すべてがポイント獲得可能なポジションにつけることができました。明日もチームとともにベストを尽くします」
◆レッドブル・トロロッソ・ホンダ
*アレキサンダー・アルボン
FP3 : 17位
Q1: 1’16.912
Q2: 1’16.687(12位)
*ダニール・クビアト
FP3 : 12位
Q1: 1’16.750
Q2: 1’16.692(13位)
◆アストンマーチン・レッドブル・ホンダ
*ピエール・ガスリー
FP3 : 6位
Q1: 1’16.716
Q2: 1’16.393
Q3: 1’15.450(6位)
*マックス・フェルスタッペン
FP3 : 2位
Q1: 1’15.817
Q2: 1’15.573
【STINGER】
photo by Honda