マクラーレン、インディカー全戦参戦決定!!–“インディカーが我々には自然にフィットする”
マクラーレンが、かねてからザック・ブラウンが公言していた通り、2020年インディカー・へのフル参戦を決定した。
マクラーレンのインディカー計画は、独自のものではなく、実績のあるシュミット・ピーターソン・モータースポーツ(SPM)とのジョイント計画。現状の見通しでは、今年コンビを組んでいるジェイムス・ヒンチクリフとマーカス・エリクソンのコンビに、フェルナンド・アロンソが3台目のドライバーとして加わることになる模様。
しかし、SPMはホンダ・ユーザーであり、2015年からのマクラーレン・ホンダ時代にアロンソの「GP2エンジン」コメントを含む“遺恨”が残っているはずだが、SPMがシボレー・エンジンへの変更で解決済み。
この計画は、アロンソの世界三大レース制覇の野望がベースになっているはずだが、インディ500ウィナーであるスポーツディレクターのジル・ド・フェランは、「インディカーが我々には自然にフィットする。マクラーレンは、国際的にトップレベルのレースチームだ」と言葉を濁している。
※追加続報:SPMのドライバーのうち、ジェイムス・ヒンチクリフは契約がもう1年残っているが、マーカス・エリクソンの契約は今年限り。ジェイムス・ヒンチクリフとフェルナンド・アロンソのコンビになる見込み。
[STINGER]山口正己
Photo by McLaren