F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

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レッドブル大英断、その心は?!


レッドブルが大鉈を振るった。アレキサンダー・アルボンとピエール・ガスリーの交代だ。

アルボンの今年のレースを見ていると、時折荒れた結果となってクラッシュを喫するレースが何度か見られるが、これは才能あるルーキーがこなれていく段階で通るF1の関門とも言える。

もちろん、壊さないに越したことはないが、壊さなくておとなしく下位に沈んでいるようでは、将来を託せない。果敢さは、トップドライバーの必須条件だ。

チーム関係者は、伸びシロを含めた可能性を推し量ってドライバーを見定める。まさにアレキサンダー・アルボンは、レッドブル首脳陣のお眼鏡に適ったドライバーということだ。

一方、シートを追われる形のピエール・ガスリーだが、むしろ今回の降格は、ガスリーの未来を明るくする可能性を色濃く感じる。

チームメイトのマックス・フェルスタッペンが別格で、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの大活躍をしているその比較の中で、テストでクラッシュを喫し、開発に極めて重要な時間を削いでチームに迷惑をかけてしまった引け目も感じ続けた。その状況で腰が引けて走るより、格下であってもトロロッソという、気楽といっては申し訳ないけれど、プレッシャーの少ない状況で戦う方が本来の力を出せるはずだからだ。

トロロッソ・ホンダもピエール・ガスリーを満場一致で大歓迎するはずで、伸び伸びとしたレースを戦うガスリーが楽しみとも言えるが、レッドブルの首脳陣は、当然、そこまで考えてファミリーの一員であるガスリーを降格させたに違いない。

イケイケのマックス・フェルスタッペンと、新進気鋭のアレキサンダー・アルボンという組み合わせのレッドブル・ホンダと、ダニール・クビアトとピエール・ガスリーという“降格コンビ”のトロロッソ・ホンダ。違う意味でホンダ陣営のシーズン後半の楽しみが増えた采配に期待しておきたい。

[STINGER]山口正己
photo by REDBULL

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