パット・シモンズ、ラッセルに太鼓判、「チャンピオンの器だ」
元ウィリアムズのパット・シモンズが、今年ウィリアムズからF1にデビューしたジョージ・ラッセルをべた褒めだ。
「F2でジョージ・ラッセルという若者に注目して、感銘を受けました。彼は未来のワールドチャンピオンです」と、ミハエル・シューマッハやフェルナンド・アロンソの側近としてレースを戦ってきたシモンズ。
「F2でラッセルは、さまざまな状況下で巧みなレースを展開していました。トップでレースをコントロールし、トラフィックの中での動き、ウェットであろうがドライであろうが、周囲をよく見てレースをしていました」
「ウィリアムズは、ドイツGPとハンガリーGPにアップデートしたパーツを投入していますが、これによってシーズン後半、ラッセルに注目する価値が出たといえます」
特殊なピレリ・タイヤの習熟が進んでいるはずのベテランのロベルト・クビツァとのコンビネーションがますます注目度を上げている。
※シモンズは、現在、ウィリアムズを離脱しており、“元”を追加しました。
[STINGER]山口正己
photo by WILLIAMS