2021モデルF1、風洞へ!!
オーバーテイクを可能にし、よりエキサイティングなレースを提供するとして、ロス・ブロウンが中心になって開発を進めている2021F1モデルが、スイスのヒンウィルのザウバーの風洞で最初のテストを行なった。
サイドポッドの形状や新たなデザインのアンダーフロアと新たなコンセプトのリヤウィングの空気の流れが検討され、シンプルなシェイプに18インチタイヤを履く風洞モデルは、前車のスリップストリームに入った時、現状のマシンがダウンフォースを50%失うのに対して、2021カーは10%減に納まることなど、追従するマシンへの空気の影響を中心に確認が行なわれた。
[STINGER]山口正己
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