ハッキネンも参–鈴鹿の公道をレーシングカーがパレード!!
世界的にも珍しい、当然、日本では初めて。週末のレースに参戦するレーシングカーが公道を走るパレードが8月22日に行なわれた。
前代未聞の企画を実現させたのは、2輪の祭典『8耐』こと鈴鹿8時間耐久レースとともに、夏の鈴鹿を飾るイベントとして1960年代から親しまれ、今年で48回目を迎え、『鈴鹿10H』と名を変えた伝統の『鈴鹿1000km』の主催者であるモビリティランド。
8月23日金曜日からのセッション開始を前に、世界各国から集結したGTカーが全車参加し、鈴鹿サーキットを起点に、イオンモール鈴鹿店の駐車場などを経由して鈴鹿市内をパレードした。
参加車の中には、1998年に鈴鹿サーキットで行なわれた日本GPでF1GPのワールドチャンピオンを決めたフィンランドのミカ・ハッキネンが、全日本チャンピオンの石浦宏明と組んで参戦するPLANEX SMACAM RACINGのマクラーレン720S-GT3や、元F1ドライバーの小林可夢偉と松田次生のKCMG-GTRなど、そうそうたる顔ぶれも見られ、沿道を埋めた市民やファンの熱い声援を受けた。
パレードで、参加選手のモチベーションは最高潮に高まり、週末の盛り上がりが加速した。『BHオークション SMBC 鈴鹿10時間耐久レース』は、25日日曜日に名の通り、10時間で戦われる。
▲ハッキネンのマクラーレン。
▲末松則子鈴鹿市長もパレードに参加した。
【STINGER】
photo by Suzuka Circuit