佐藤万璃音、カンポスからF2にデビュー!!
ヨーロッパF3で活躍中の佐藤万璃音が、スパ-フランコルシャンで行なわれるベルギーGPのサポートレースのFIA-F2に、カンポス・レーシングからデビューすることが決まった。
カンポス・レーシングは、1987年と1988年に、トロロッソの前身であるミナルディからF1に参戦していたスペインのアドリアン・カンポスのチームで、F2やF3で多くの実績を持っている。
20歳の佐藤万璃音は、ベルギーGPに続いて、イタリアGP、ロシアGP、アブダビGPのサポートレースとして行なわれるFIA-F2の残り4戦に参戦する。
佐藤は、2015年にイタリアのF4チャンピオンシップからレースのキャリアをスタートさせ、ユーロフォーミュラ・オープンで8勝と10回の表彰台を得ており、3戦を残すところでシリーズポイントをリードしている。
佐藤万璃音のコメント
「今回のデビューを実現させてくれたすべての人に感謝します。エイドリアンは温かく歓迎してくれました。ボクの人生でこれまで最大の挑戦に本当に興奮し、楽しみにしています」
エイドリアン・カンポス代表のコメント
「マリノを迎え入れることを楽しみにしています。シーズン前のテストで、彼が明るい未来を持つ有望な人材であることを確認しています。マリノがシーズンの残りのレースで成功を収め、将来の舞台に備えるために、我々は最大限のサポートをします」
本場で揉まれている逸材に期待が集まっている。
[STINGER]山口正己
photo by Canpos Racing