ライブタイムメモ/2019F1GP第13戦/ベルギーGP/スパ-フランコルシャン/決勝
◆ライブタイムメモ
2019F1GP第13戦
夏休み明けの待ちに待ったベルギーGP
スパ-フランコルシャン
決勝
F2のレース1でアントワン・ユベールを失ったのは、F1の全セクションが終了した後だった。その瞬間から、スパ-フランコルシャンは悲しみに包まれている。
日曜日のF1決勝の前に予定されていたF2のレース2は、状況を鑑みて中止されたが、F3は予定通り行なわれた。F1のベルギーGPも通常通り行なわれるだろう。
悲しみを乗り越え、闘いを進めるのが、ユベールへの鎮魂にもなる。
<14時45分>(日本時間21時45分)
昨日の予報では、雨を報じるサイトもあったが、ベルギーGP決勝を控えたスパ-フランコルシャン・サーキットは、曇天ながら降水確率は0%。しかし、しばらく前に、雨がパラパラッと落ちてきた。スパ-フランコルシャンの天気はわからない。
気温は16度と昨日より10度ほど低く、同じドライでも様子が違うコンディションでのレースになりそうだ。
<21時47分>
グリッドにはさまざまな“顔”がある。
ジャッキー・イクス、ジャッキー・スチュワート、ミカ・ハッキネン、ファン-パブロ・モントヤにジャン・アレジ、若手では昨日クラッシュに巻き込まれたジュリアーノ・アレジ、ミック・シューマッハなどなど。…もっと見る
☆☆
マックス・フェルスタッペンは「レースペースは悪くない」と期待をあおるコメント。
<14時52分>
アントワン・ユベールに対する黙祷。スパ-フランコルシャンが静まり返っている。
<14時55分>
ベルギー国家独唱。
最前列にフェラーリ、
2列目にメルセデス、
マックス・フェルスタッペン+レッドブル・ホンダは5番手。…もっと見る
<15時10分>
フォーメーションラップが始まった。
高低差102mの難所を、ピットスタートのクビツァ+ウィリアムズを除く19台が回り始めた。
<15時13分>
ポールポジションのルクレール+フェラーリがグリッドに着いた。
後続も続いている。
<15時13分>
スタート!!
ハミルトン+メルセデス好スタート。2位に上がるが、オールージュからの立ち上がりで逆転。
フェルスタッペン+レッドブル・ホンダがオールージュでクラッシュした。
☆☆
スタートど1コーナーなフェルスタッペン+レッドブル・ホンダはライコネン+アルファロメオのインを強襲、ライコネンも譲らず、左フロントサスペンションを破損していた。
☆☆
リカルド+ルノーも誰かに当てられていた。
スタート直後にセフティカー。
<15時21分>
セフティカー中。
1. ルクレール+フェラーリ
2. フェッテル+フェラーリ
3. ハミルトン+メルセデス
4. ボッタス+メルセデス
5. ノリス+マクラーレン
6. グロジャン+ハース
7. マグヌッセン+ハース
8. ペレス+Rポイント
9. ガスリー+トロロッソ・ホンダ
10. ストロール+Rポイント
11. クビアト+トロロッソ・ホンダ
12. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
13. アルボン+レッドブル・ホンダ
14. フルケンベルグ+ルノー
15. ラッセル+ウィリアムズ
16. クビアト+トロロッソ・ホンダ
17. リカルド+ルノー
18. ライコネン+アルファロメオ
19. サインツ+マクラーレン
—-以下、リタイア
フェルスタッペン+レッドブル・ホンダ
☆☆
サインツ+マクラーレンが最終コーナーで止まったため、セフティカーはもう1周。
<15時24分>
サインツ+マクラーレンのクルマの除去が済み、セフティカーがピットに逃げ、レース再開!!
☆☆
フェッテル+フェラーリが1コーナーアプローチでタイヤをロックさせた。スパ-フランコルシャンでは、タイヤマネージメントが他より重要。
<15時27分>
ガスリー+トロロッソ・ホンダが9番手。しかし、前はストレートが速いレーシングポイントのセルジオ・ペレス。見区のは簡単ではない?!
ルクレール+フェラーリがファステストラップ連発で逃げている。しかし、2位のフェッテル+フェラーリと差は、7周目で1.7秒。
<15時30分>
8周目。
フェッテル+フェラーリがファステストラップ。
☆☆
ガスリー+トロロッソ・ホンダの前のペレス+Rポイントがマグヌッセン+ハースの背後をつついている。
フェラーリの2台がファステストラップを交互に叩きつつ1-2で逃げる。
<15時33分>
ルクレール+フェラーリが6コーナーのシケインでブレーとをロックさせてコースを外れた。これはイカン。
ハミルトン+メルセデスがフェッテル+フェラーリのDRSゾーンに入った。
☆☆
フェッテル+フェラーリはタイヤが苦しそう。
<15時35分>
ペレス+Rポイントがマグヌッセン+ハースをパスして7番手へ。
<15時37分>
44周レースの12周目。
ガスリー+トロロッソ・ホンダがマグヌッセン+ハースをパスして8番手へ。
1. ルクレール+フェラーリ
2. フェッテル+フェラーリ
3. ハミルトン+メルセデス
4. ボッタス+メルセデス
5. ノリス+マクラーレン
6. グロジャン+ハース
7. ペレス+Rポイント
8. ガスリー+トロロッソ・ホンダ
9. マグヌッセン+ハース
10. ストロール+Rポイント
11. クビアト+トロロッソ・ホンダ
12. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
13. フルケンベルグ+ルノー
14. アルボン+レッドブル・ホンダ
15. リカルド+ルノー
16. ライコネン+アルファロメオ
17. ラッセル+ウィリアムズ
18. クビアト+トロロッソ・ホンダ
—-以下、リタイア
サインツ+マクラーレン
フェルスタッペン+レッドブル・ホンダ
<15時39分>
ルクレール+フェラーリがファステストラップを1分49秒台に入れた。
<15時41分>
クビアト+トロロッソ・ホンダがマグヌッセン+ハースをパスして10番手へ。
2台のトロロッソ・ホンダが入賞圏内に入ってきた。
<15時41分>
44周レースの14周目。
ルクレール+フェラーリが1分48秒台へ。
ガスリー+トロロッソ・ホンダがピットイン。ソフトからミディアムに変更して17番手でコースに戻った。
<15時43分>
アルボン+レッドブル・ホンダがマグヌッセン+ハースをパスして10番手へ。
<15時45分>
44周レースの15周目。
メルセデスとフェラーリがタイヤを準備している。
16周目にフェッテル+フェラーリが入った。ミディアムタイヤへ。
ペレス+Rポイントもミディアムへ。
<15時46分>
ハミルトン+メルセデスとルクレール+フェラーリがプッシュしている。マグヌッセン+ハースがリカルド+ルノーに抜かれた。
<15時48分>
キャメル・ストレートでライコネン+アルファロメオを、ガスリー+トロロッソ・ホンダとペレス+Rポイントが挟み込んでパス!!
ガスリー+トロロッソ・ホンダは、13番手へ。
<15時49分>
フェッテル+フェラーリが1分47秒台のファステストラップ。
19周目。
<15時50分>
1. ルクレール+フェラーリ
2. ハミルトン+メルセデス
3. ボッタス+メルセデス
4. フェッテル+フェラーリ
5. ノリス+マクラーレン
6. クビアト+トロロッソ・ホンダ
7. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
8. アルボン+レッドブル・ホンダ
9. リカルド+ルノー
10. グロジャン+ハース
11. ペレス+Rポイント
12. マグヌッセン+ハース
13. ガスリー+トロロッソ・ホンダ
14. フルケンベルグ+ルノー
15. ライコネン+アルファロメオ
16. ストロール+Rポイント
17. ラッセル+ウィリアムズ
18. クビツァ+ウィリアムズ
ゼッケン19のアントワン・ユベールに対して、観客全員が立ち上がってスタンディングオベーションを贈っている。
<15時52分>
ガスリー+トロロッソ・ホンダにマグヌッセン+ハースが襲いかかってコース最頂部のシケインアプローチで並ぶが、果たせずにコースを外れた。
<15時54分>
44周レースの21周目。
タイヤが新しいフェッテル+フェラーリがファステストラップ。
<15時55分>
21周目。ルクレール+フェラーリにピットインの指示。
☆☆
ミディアムを得て、フェッテル+フェラーリの後ろの4位でレースに戻った。
<15時57分>
ハミルトン+メルセデスがピットイン。
3.6秒とややじかんかかかり,4番手でコースに復帰。
23周目。
<15時59分>
24周目。
ボッタス+メルセデスがピットへ。
ルクレール+フェラーリがファステストラップ。
<16時00分>
24周目。
アルボン+レッドブル・ホンダがピットイン。15番手でレースに戻った。
<16時01分>
25周目。
ハミルトン+メルセデスがファステストラップ。
<16時03分>
44周レースの26周目。
ジオヴィナッツィ+アルファロメオ、マグヌッセン+ハース、2台のウィリアムズがピットインしていない。
<16時05分>
マグヌッセン+ハースがピットインして最後尾に落ちた。
27周目。
1. フェッテル+フェラーリ
2. ルクレール+フェラーリ
3. ハミルトン+メルセデス
4. ボッタス+メルセデス
5. ノリス+マクラーレン
6. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
7. ペレス+Rポイント
8. リカルド+ルノー
9. グロジャン+ハース
10. ガスリー+トロロッソ・ホンダ
11. フルケンベルグ+ルノー
12. ストロール+Rポイント
13. クビアト+トロロッソ・ホンダ
14. アルボン+レッドブル・ホンダ
15. ライコネン+アルファロメオ
16. ラッセル+ウィリアムズ
17. クビツァ+ウィリアムズ
18. マグヌッセン+ハース
<16時07分>
ハミルトン+メルセデスが1分46秒台、ボッタス+メルセデスが1分45秒台。トップのルクレール+フェラーリは1分47秒台、2番手のフェッテル+フェラーリは1分49秒台。
<16時10分>
ハミルトン+メルセデスがバスストップシケインをオーバーシュート気味。
ハミルトン+メルセデスがフェッテル+フェラーリを抜きあぐねている間にルクレール+フェラーリは逃げている。
フェッテル+フェラーリはピットインしてタイヤを換えたい。
☆☆
しかし、チームとしてはルクレール+フェラーリを逃がすために、フェッテル+フェラーリをハミルトンの“フタ”に使いたい。
<16時14分>
32周目。
ハミルトン+メルセデスがバスストップシケインで横に並ぶが、前には出られない。
<16時14分>
ハミルトン+メルセデスがキャメルストレートで前へ。
ルクレール+フェラーリとの差は6.3秒。
<16時14分>
33周目。
アルボン+レッドブル・ホンダがガスリー+トロロッソ・ホンダをパスして10番手へ。
<16時17分>
ボッタス+メルセデスがフェッテル+フェラーリのDRS圏内に入った。
<16時17分>
フェッテル+フェラーリがピットイン。
アルボン+レッドブル・ホンダがクビアト+トロロッソ・ホンダを狙っている。
<16時20分>
アルボン+レッドブル・ホンダがジワリと順位を上げている。
リカルド+ルノーをパスしたところで、チームから、「エクセレント!!」
<16時22分>
44周レースの36周目。
フェッテル+フェラーリがバスストップシケインでコースを外れた。
<16時23分>
ジョーダン・キングがガスリー+トロロッソ・ホンダにシケインで並ぶがガスリー+トロロッソ・ホンダが踏ん張る。…もっと見る
<16時24分>
38周目。
アルボン+レッドブル・ホンダがクビアト+トロロッソ・ホンダをパス。
<16時27分>
44周レースの39周目。
ハミルトン+メルセデスが最終シケインでテールスライド。
しかし、フェッテル+フェラーリとの差はジワリと縮まって5秒台。
<16時29分>
44周レースの40周目。
1. ルクレール+フェラーリ
2. ハミルトン+メルセデス
3. ボッタス+メルセデス
4. フェッテル+フェラーリ
5. ノリス+マクラーレン
6. ペレス+Rポイント
7. アルボン+レッドブル・ホンダ
8. クビアト+トロロッソ・ホンダ
9. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
10. ガスリー+トロロッソ・ホンダ
11. リカルド+ルノー
12. グロジャン+ハース
13. フルケンベルグ+ルノー
14. ストロール+Rポイント
15. マグヌッセン+ハース
16. ラッセル+ウィリアムズ
17. ライコネン+アルファロメオ
18. クビツァ+ウィリアムズ
<16時33分>
残り3周。
ルクレール+フェラーリとハミルトン+メルセデスの差が2秒2に縮まっている。
<16時35分>
最終ラップ。
ルクレール+フェラーリとハミルトン+メルセデスの差は、1.55秒。
ルクレール+フェラーリの初優勝なるか?!
<16時39分>
ルクレール+フェラーリ、逃げきった。
ルクレール+フェラーリ初優勝。フェラーリ今期初勝利。
モナコ人初勝利。
アントワン・ユベールに捧げる勝利!!
コクピットを降りたルクレールは、エンジンカウルに貼ったユベールの名前を指差した。左腕には色黒い喪章をつけている。
初勝利に笑顔はないが、冷静にスパ-フランコルシャンを走りきり、ハミルトン+メルセデスの前でゴールした。
ハミルトン+メルセデスも、いいレースに満足そうな表情を見せた。
気になるのは、最終ラップにペレス+Rポイントを“果敢に”パスしたアルボン+レッドブル・ホンダの処遇。レース終了30分経過現在、審議中。
[STINGER]山口正己