F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

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ホンダ、自信あふれるPU交換!!

ホンダを率いる田辺TDと、トロロッソ担当の本橋F1副TD。口には出さないが、サクラから届くPUには自信がある。

ベルギーGPで、アレキサンダー・アルボン+レッドブル・ホンダと、ダニール・クビアト+トロロッソ・ホンダに、ペナルティ覚悟で真新しいスペック4を供給したホンダは、次のイタリアGPで残り2台、マックス・フェルスタッペン+レッドブル・ホンダとピエール・ガスリー+トロロッソ・ホンダにスペック4を供給する。

シーズン中に使えるパワーユニットの数は年間4基と決まっており、それを超えるとペナルティが加わって、グリッドダウンを余儀なくされる。しかし、新しいパワーユニットに自信があれば、ペナルティは覚悟の上。そして、そのタイミングが、エンジンメーカーの思惑を反映して、非常に興味深い。ホンダが、ベルギーとイタリアで4台にスペック4を供給することを決定した裏には、したたかな“計算”があったと言えるだろう。

ベルギーとイタリアでペナルティを食らっても、その後のことを考えれば、得策となる。“その後”とは、勝てる可能性の高いと踏んでいるシンガポールGPと、ホンダの地元鈴鹿サーキットでの日本GPを見据えてのことだ。今、スペック4を投入しておけば、シンガポールとロシアで充分に実戦の馴染みを創生して鈴鹿に挑める。

シンガポールと鈴鹿でベストの状態にもっていくために、肉を切らせて骨を絶つのたとえ通り、ベルギーとイタリアを棄てた? いや、そうではない。とくにイタリアGPのモンツァは、パワーユニットのポテンシャルがモノを言うコース。ペナルティでグリッドが下がっても、リカバリーができる、とホンダ陣営は踏んでいるはずだからだ。

マックス・フェルスタッペンも、モンツァを「追越しができるコース。死すろからスタートしても、表彰台の直後くらはいけるよ」と、ペナルティによるグリッドダウンをまるで気にしていないコメントをしている。

すでにペナルティを消化しているアルボン+レッドブル・ホンダとガスリー+トロロッソ・ホンダが、どんなレースを見せるのか。アルボン+レッドブル・ホンダのマシンは、空力の魔術師エイドリアン・ニューウェイの作品であり、高速モンツァは大得意。トロロッソ・ホンダもその流れの中にあるマシンであり、ピエール・ガスリーは、去年のモンツァで、予選9番手を奪っている。

ホンダの“読み”が、シーズン後半の興味を加速している。

[STINGER]山口正己
photo by Honda

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