ルクレール+フェラーリ、期待に応え最速–イタリアGP初日
シーズン中で最もスピードが高く、コーナー数が11と最も少ないミラノのオートドロモ・ディ・モンツァで6日、2019F1GP第14戦イタリアGPの予選が行なわれ、地元の期待を一身に受けたフェラーリのシャルル・ルクレールが、最速タイムを記録した。
フリー走行1はウェットで始まり、徐々に乾いていくコンディションの中で目まぐるしいタイム合戦が展開。シャルル・ルクレールが、前戦ベルギーGP優勝の流れを持続して最速タイムを記録。イタリアを熱狂させた。
フリー走行2は、セッション開始早々に雨が来たが、コースを濡らすほどにならず、モンツァらしい高速のセッションが展開。ここでもシャルル・ルクレールがたを圧するタイムを記録、チームメイトのセバスチャン・フェッテルが3番手に着け、フェラーリがスピードを証明した。
しかし、2番手にルイス・ハミルトンのメルセデスがルクレール+フェラーリに僅か0.074秒差で着け、フェラーリファンの心拍数を上げた。
三強が入り乱れるトップ6に続いたのは、ホンダ・パワーの最新モデルであるスペック4を供給されたトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリー。第二グループをリードした。
◆イタリアGPフリー走行2結果
1. ルクレール+フェラーリ 1分20秒978
2. ハミルトン+メルセデス 1分21秒046
3. フェッテル+フェラーリ 1分21秒179
4. ボッタス+メルセデス 1分21秒347
5. フェルスタッペン+レッドブル・ホンダ 1分21秒350
6. アルボン+レッドブル・ホンダ 1分21秒589
7. ガスリー+トロロッソ・ホンダ 1分22秒124
8. グロジャン+ハース 1分22秒153
9. リカルド+ルノー 1分22秒249
10. クビアト+トロロッソ・ホンダ 1分22秒260
11. フルケンベルグ+ルノー 1分22秒338
12. サインツ+マクラーレン 1分22秒482
13. マグヌッセン+ハース 1分22秒511
14. ライコネン+アルファロメオ 1分22秒523
15. ストロール+Rポイント 1分22秒706
16. ペレス+Rポイント 1分22秒882
17. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ 1分23秒065
18. ノリス+マクラーレン 1分23秒561
19. クビツァ+ウィリアムズ 1分23秒737
20. ラッセル+ウィリアムズ 1分24秒313
[STINGER]山口正己
photo by FERRARI