イタリアGP予選直前情報–トップ13が1分20秒台!!
2019F1GP第14戦、21戦の中で最速であり、最もコーナーが少なくい高速モンツァの予選を前にしたフリー走行3は、トップから13番手までが1分20秒台にひしめく拮抗した結果になった。
最速は、昨年のウィナーでもあるフェラーリのセバスチャン･フェッテル、2位のマックス･フェルスタッペン＋フェラーリとの差は32/1000。しかし、マックス･フェルスタッペンは、パワーユニット交換のペナルティでグリッド降格が決まっており、予選トリムのセッティングをまったく行っていないことから、ホンダのパワーユニットの完成度が改めて注目された。
フリー走行3開始前に行われたFIA-F3で、最終パラボリカの通称“ソーセージ縁石”でジャンプして、フェンスを飛び越えそうになったアクシデントに対応して、問題の縁石撤去の作業で開始が10分遅れ、フリー走行の時間はいつもの1時間から50分に縮められ、プログラム通りのセッティングができなかったことも考えられ、予選は、予断を許さない状況で行われることになった。
ここで最新スペックのパワーユニットを投入したルノーが5番手と7番手で、フェルスタッペン＋レッドブル･ホンダとガスリー＋トロロッソ･ホンダに最新のスペック4を投入したホンダとともに、パワー合戦も注目されている。
天気予報は、予選が始まる15時（日本時間22時）も雨の心配がないことを伝え、高速の闘いが予測される。
◆フリー走行3結果
1. フェッテル＋フェラーリ 1分20秒294
2. フェルスタッペン＋レッドブル･ホンダ
3. ボッタス＋メルセデス
4. ルクレール＋フェラーリ
5. リカルド＋ルノー
6. ハミルトン＋メルセデス
7. フルケンベルグ＋ルノー
8. アルボン＋レッドブル･ホンダ
9. ジオヴィナッツィ＋アルファロメオ
10. クビアト＋トロロッソ･ホンダ
11. サインツ＋マクラーレン
12. ペレス＋Rポイント
13. ガスリー＋トロロッソ･ホンダ
—-以上、1分20秒台
14. ノリス＋マクラーレン
15. ライコネン＋アルファロメオ
16. マグヌッセン＋ハース
17. グロジャン＋ハース
18. ストロール＋Rポイント
19. ラッセル＋ウィリアムズ
20. クビツァ＋ウィリアムズ
［STINGER］山口正己
photo by FERRARI
