シンガポールGP契約延長に前向き
昨年、3日間で263000人の入場者を集め、2008年の第一回大会に次ぐ大入りGPとなったシンガポールGP。2021年までの契約を延長する気満々だ。
「将来の計画に関して何をすべきかを検討し始めた。条件は興行料金」と、チー・ホン・タット通商産業教育大臣は、シンガポールの情報サイト『ステイツタイム』に語った。
「F1は、シンガポールの主要な観光ハイライトです。世界クラスのイベントを招聘して来訪者を惹きつけ、観光産業を活気づけ続け、世界中で8億4000万人以上の視聴者にシンガポールをブランド化する機会も与えてくれます」
シンガポールGPはナイトレース出あると同時に、世界各国のアーティストのショーを並催するなど集客のための工夫を凝らし、2017年には、グランドスタンドとエンターテインメント会場、そして1日プレミアウォークアバウトのチケットの導入も行なってきた。
「私たちは、時間をかけてレースを成長させるための努力を注いできました。同じフォーマットを保つだけでなく、世界で唯一の公道ナイトレースは、コンサート、素晴らしい食事、アクティビティなど、さまざまな体験が可能なので、より多くのシンガポール人、特に若い世代がF1と関連する活動に関心を持つように今後も心がけて行きます。
photo &レポート:Takuho Takamur
photo by FERRARIa