F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

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ルクレール、感動の連勝!!

イタリアの赤い歓声の中で、シャルル・ルクレールが2連勝を飾った。フェラーリの90周年というタイミングで勝った21歳は、F1デビュー2年目、フェラーリ初年度で“レジェンド”と呼ばれるレースをやってのけ、先週、アントワン・ユベールの死で謹慎したシャンパンファイトを、雪崩込んだティフォージに浴びせかけた。

いつものようにコースに雪崩込んだティフォージは、最終コーナーから1コーナーまでの長いストレートを埋めつくし、新しいヒーローにエールを贈った。その数は明らかにいつもよりはるかに多かったが、楽なレースではなかった。スタートを絶妙に決めたルクレール+フェラーリに対して、帝王ルイス・ハミルトン+メルセデスが執拗に食い下がり、レース終盤にはDRS圏内に食らいついて緊迫感を高めた。

ハミルトン+メルセデスはタイヤが磨耗して、追撃を諦めたが、フレッシュタイヤを履いたバルテリ・ボッタス+メルセデスがバトンタッチしてルクレール+フェラーリを攻め続けたが、ルクレールは耐え抜いた。

強大なプレッシャーの中で、53周を逃げきったモナコ人は、チェッカーを受けると、言葉にならない絶叫を無線にぶつけ、インタビューに、「なんて、レースだ。こんなに疲れたことはないです」とコメントし、イタリア語で感謝の言葉を伝えて完全に周囲とファンの心を鷲掴みにした。

ルクレールの同僚のセバスチャン・フェッテルは、序盤にスピンした時に、無理にストロール+Rポイントの前に出て接触し、フロントウィングをコォしただけでなく、チャンピオンらしくないその動きにピットで10秒停止のペナルティを課せられ、その後もいいところなく、13番手でレースを終え、厳しいマスコミから、“まだ、F1に魅力を感じますか”という無遠慮な質問を受けた。

ホンダ勢は、週末の混乱を引きずるレースだった。最後尾からスタートしたフェルスタッペン+レッドブル・ホンダは、望んでいた雨にならず、スタート直後の1コーナーの混乱のとばっちりでノーズを傷めてピットイン。その後、ジワジワと追い上げ、終盤に入った35周目に、ペレス+RポイントのDRS圏内に入ったが抜くに至らず、そのままの8位でゴールした。

アルボン+レッドブル・ホンダは、序盤に、高速コーナーでストロール+Rポイントを追い越す際に接触、3つほど順位を下げ、そこから盛り返したが、6位でチェッカードフラッグとなった。

トロロッソ・ホンダの二人、ピエール・ガスリーとダニール・クビアトは、途中、フェッテル+フェラーリのスピンのとばっちりを受け、無理にレースに復帰しようとしたストロール+Rポイントを避けるためにコースアウトを喫し、もう一歩で入賞の11位、クビアトは、マシン後部からうっすらと白煙を上げてリタイアを喫した。

週末を好調にこなしたルノーのダニエル・リカルドとニコ・フルケンベルグが、アルボン+レッドブル・ホンダの前の4-5位に食い込んで、新しいパワーユニットのポテンシャルを証明した。

次のレースは、夜祭の高揚感の中で行なわれるシンガポールGP。2週間後の9月22日にナイトレースの決勝を行なう。

◆イタリアGP結果
1. ルクレール+フェラーリ
2. ボッタス+メルセデス
3. ハミルトン+メルセデス
4. リカルド+ルノー
5. ニコ・フルケンベルグ
6. アルボン+レッドブル・ホンダ
7. ペレス+Rポイント
8. フェルスタッペン+レッドブル・ホンダ
9. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
10. ノリス+マクラーレン
11. ガスリー+トロロッソ・ホンダ
12. ストロール+Rポイント
13. フェッテル+フェラーリ
14. ラッセル+ウィリアムズ
15. ライコネン+アルファロメオ
16. グロジャン+ハース
17. クビツァ+ウィリアムズ
—-以下、リタイア
マグヌッセン+ハース
クビアト+トロロッソ・ホンダ
サインツ+マクラーレン

※結果詳細

[STINGER]山口正己
photo by PIRELLI

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1位ルイス・ハミルトン284ポイント
2位バルテリ・ボッタス221ポイント
3位マックス・フェルスタッペン185ポイント
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1位メルセデスAMG505ポイント
2位フェラーリ351ポイント
3位レッドブル266ポイント
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2019/09/20〜09/22
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