シンガポールGP、ヘイズの煙から回避?!
インドネシアの森林火災が主な原因とされるヘイズ(煙害)が、今年もシンガポールGPの直前の話題になっている。
煙は、風向きによってシンガポールにも大量に流れ込むが、シンガポールからの情報では、14日の24時間平均を示すPSI(大気汚染指数)が、2016年8月以、3年ぶりに人体に害があるとされる101~200に入る114を示し、煙避けのマスクが売り切れる店舗も出たと言う。
シンガポールの環境庁は、煙の発祥地であるシンガポールとスマトラ島中央部が数日間、降雨がないことが予測され、PSIが上昇する傾向があった。状況が悪化すると、外出禁止や激しいスポーツの禁止が政府から出され、シンガポールGPの開催が懸念された。
実際、状況が悪化した14日には、マラソン大会のトレーニングやスポーツイベント中止され、屋外での激しい運動を控えるよう呼び掛けたが、大気の状態が15日に改善。シンガポールGPは無事に開催される流れになった。
【STINGER】
photo by [STINGE / Iguchi]