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自信満々–ホンダ勢4人のシンガポールGP

 

ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)
*2018シンガポール: 予選15位/決勝13位
(トロロッソ・ホンダ) 
「モンツァでの最終結果は、ボクらが望んでいたものではなかったけれど、ポジティブな収穫がありました。金曜日のパフォーマンスは予想以上でしたし、日曜日のレースペースもよかったと思います。その状況に満足できたので、シンガポールはまった異なる特徴のコースですが、前向きな気持ちで週末に臨めると思います」

「ストレートが長いものの、ストリートコースなので、モナコとの共通点も多く、マシンはダウンフォース重視 のセッティングにしています。昨年は複雑な思いでレースを終えましたが、歴史的にチームとしてはいい結果を残しているサーキットです。このチームに戻ってから3戦目ですが、すでにモンツァの段階でマシンが快適だと感じていますし、エンジニア とどのように仕事を進めていくか、また一歩前進したところです」

「すべてがよくなっていると思いますし、形になっていると思います。シンガポールでのトピックは、暑さとナイトレースであること。タフな環境でのレースなので、間違いなくエキサイティングなものになると思っています。この数週間、より暑い環境でトレーニングをするべく、Tシャツやスウエットを重ね 着して、汗をかいた状態に身体を慣らしてきました。また、熱や湿気に体を慣らすため、サウナやハマム(トルコ式の温浴施設)で多くの時間を過ごしました。今年最も過酷で長いレースになると考えているので、非常に重要なトレーニングだと思いますし、 できるだけの準備はしています」

「シンガポールは負荷がかかるコーナーをハイペースで周回するので、息つく暇もありませんが、リズムに乗ってテクニカルなコーナーを攻めていくサーキットは大好きです。極限の条件下で、2時間のレースを集 中しなくてはなりません。今シーズン最も難しい週末であると同時に、最もエキサイティングなレースになるはずです」

ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)
*2018シンガポールGP:不参加(2017トロロッソ・ルノー 予選13位/決勝リタイア)

「モンツァでは、リタイアするまで堅実なレース運びができていました。いい仕事ができていることを証明するようなパフォーマンスだった一方で、技術的な問題が起きました。ポイントを稼げると思っていたのでリタイアは残念でしたが、シンガポールで取り返そうと思います」

「過去に、シンガポールでは6位と9位に入賞しています。コースは長く、バンプもあり、次々にコーナーが迫ってくる独特のレイアウトです。非常に蒸し暑い中で長時間のレースに挑むので、今年一番過酷なレースの一つだと思いますし、だからこそドラ イバーとしてはおもしろく、そしてワクワクさせられます。ストリートサーキットなので、常にアドレナリンが出て、照明の中を走るナイトレースであることがさらにエキサイティングさを増すので、すばらしいレースだと感じています」

「ナイトレースについて、いろいろなことを聞かれますが、正直なところ、対処は非常に簡単です。このレース用のプログラムがあり、それに従って午前4時から5時ごろに寝るのですが、そうすると不思議と時差ぼけも感じません。僕らはシンガポールに 向かうときは長年このスケジュールで身体を慣らしてきました。現地はとても暑く、湿度も高いので、この環境を考慮してレース前のトレーニングを行っています。ヨーロッパにいても、いつもより厚着をしてランニングをしています」

「最近のレースではペースがいいので、スパやモンツァと異なるコースでも、同じように臨みます。ストリートサーキットは僕たちにとって伝統的に相性がいいし、実際に今年はモナコで競争力を示せたので、シンガポールで多くのポイントを獲得できればと考えています」

アレキサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
*シンガポールGP初参加

「後半戦最初のフライアウェイレースになるシンガポールGPを、とても楽しみにしています。マリーナ・ベイ・ストリート・サーキットは、初めて走るサーキットですし、シンガポールを訪れるのも初めてなので、どんな週末になるのかワク ワクしています」

「湿気と長いレースのせいで、最もフィジカルに厳しいレースの一つだと聞いていますし、ストリートサーキットですので、ミスも許されません。こんなところでレースを走ったことがないので、楽しいことになるのではないかと思っています」

「また、地理的にタイにとても近いので、僕にとってはホームレースとも言え、家族やスポンサーが訪れる予定で、その意味でもエキサイティングな週末になります。シミュレーターでの準備は終わりましたし、RB15に乗って、まばゆい照明の下でのレース が待ちきれません」

マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
*2018シンガポールGP 予選2位/決勝2位(レッドブル・ルノー)

「シンガポールはすばらしいサーキットで、街の夜景も本当に美しいです。照明の下で走るサーキットは普段のレースウイークとは非常に異なっていて特別な気分になりますし、走っていてすごく楽しいです。暑い中で非常に多く汗をかくし 、フィジカル面でとてもタフなサーキットですが、カレンダーのなかで最も好きなコースの一つです」

「コーナーの数が多いですが、高速と低速の複合コーナーや、ランオフエリアがわずかしかない中速コーナーなど、そのバリエーションも多彩です。チームにとってはスパやモンツァといった高速サーキットよりも相性のいいサーキットと言えて、昨年僕は2位でフィニッシュしたので、今年もいい結果を残せればと思っています。ここでのオーバーテイクは難しいので、まずは予選で確実に結果を残す必要があります」

「モンツァでは後方からのスタートにより難しいレースになりましたが、今週はペナルティーなく普通の状況下でレースができることを楽しみにしています。できる限りのポイントを獲得して帰りたいと思います」

【STINGER】
photo by Honda

 

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