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ホンダのシンガポールGP–ドライバーにもマシンにも高負荷

コーナー数21からの立ち上がり加速がキモ。ホンダ・パワーに期待がかかる。

高温多湿のシンガポールは、21戦で行なわれるF1カレンダーの中で体力的な負荷が最も大きいと言われる。高温多湿の環境でタイトなマリナ・ベイ・ストリート・サーキットの走行は、マシンにとっても負荷が大きくなる。ギアチェンジの回数が多いコースでもあり、パワーユニットのドライバビリティーも重要なファクターとなるが、そのコースで過去、ホンダのパワーユニットは、比較的好レースを展開している。

ホンダF1レーシング田辺豊治テクニカルディレクター
「今シーズンのヨーロッパラウンドを終え、ここからはシーズン終盤に向けて、世界各地を巡るフライアウェイレースが始まります。まずはシンガポールでの戦いになりますが、レースが行われるマリーナ・ベイ・ストリート・サーキットは、高速サ ーキットで行われた過去2戦と異なり、テクニカルな低速サーキットです。また、23ものコーナーを有することもこのサーキットの特徴で、PUとしては数多く配置されている低速コーナーを速く立ち上がるためのドライバビリティーが重要になります。スト リートサーキットでオーバーテイクが困難なため、予選でのパフォーマンスもキーになると考えています」

「アストンマーチン・レッドブル・ホンダ、トロロッソ・ホンダともに、伝統的に得意としているサーキットですので、予選、レースに向けて十分に準備をして臨みます」

【STINGER】
photo by Honda

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