「いいスタート。明日もこの流れで」–ホンダのシンガポールGP初日
ホンダが順調だ。シンガポールGPのマリナ・ベイ・ストリート・サーキットは、ストレートを直角コーナーでつなぐレイアウトから、加速性能がタイムを左右する。
つまり、パワーユニットのドライバビリティとパワーが要求されることになる。そこでホンダのパワーユニットを搭載するレッドブル・ホンダとトロロッソ・ホンダの4台は、順調な滑り出しを見せた。
田辺豊治テクニカルディレクターは、FP1でトップ、FP2で2番手のフェルスタッペン+レッドブル・ホンダを筆頭に、シンガポールを初めて走るアレキサンダー・アルボンも、そし手トロロッソ・ホンダの二人の合計4台のホンダ・ユーザーが順調な滑り出しを見せた初日をコメントした。
「シンガポールGPの練習の初日は、FP1で4台がトップ10に入り、フリー走行2でも、両チームとも競争力がありました。週末の良いスタートとなりましたが、明日の予選でも、今日のようなポテンシャルを発揮できればと考えています」
マックス・フェルスタッペンも「ここまでの感触はポジティブ」と余裕のコメント。予選と決勝でのホンダ・パワーへの期待を高めている。
[STINGER]山口正己
photo by Honda