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ガスリーの目覚め–トロロッソ・ホンダのシンガポールGP

久々に伸び伸びとしたレースを見せたピエール・ガスリー(右)。

ピエール・ガスリーがやっと、本来の力を発揮するレースを見せて8位に食い込んだ。ライコネン+アルファロメオとも戦った末のポイント獲得に、ピエール・ガスリー本人も満足気味。さらに高見に向かってプッシュを心に刻んだ。

ピエール・ガスリー
レース:8位
「レースはとても楽しかった! 最初のセーフティーカーのタイミングに合わせて物事が実際にすべて揃ったわけではなかったけれど、レース終盤は本当にエキサイティングでした。その時はよくわからなかったけれど、ピットストップ前に、2位で2周走って、その後、セーフティカーが出て3つか4つのポジションを失いました。キミ(ライコネン/アルファロメオ)をパスするために、必要なことをすべて行ない、ケビン(マグヌッセン/ハース)とランス(ストロール/レーシングポイント)とのエキサイティングなバトルをやったので、ポイントを獲得でき
てとても気分がいいです。」

「厳しいレースでしたが、チームとしての働き方に本当に満足しています。いつも週末は良くなり、一歩前進するので、次の数戦で同じ方向にプッシュを続ける必要があります」

ダニール・クビアト
レース:15位
「今日はボクの日ではなかったですね。こういうレースのときは、率先して責任を取り、次のレースに進む必要があります」
「今日はポイント獲得のチャンスがあったけれ、残念ながら、そうはなりませんでした。他のドライバーの後ろで立ち往生したかっこうで、最高の運転を見せることができませんでした。言い訳はしたくありませんが、ミラーの曇りにも対処する必要があります。防御が難しくなって、最後は、キミとの接触でクルマが破損し、さらに苦しいことになったけれど、最終的に妥協しなければならなかった」

ホンダF1レーシング田辺豊治テクニカルディレクター
ピエール(ガスリー)が、素晴しいオーバーテイクを何度かみせてくれて、価値あるポイントを獲得してくれました。ダニール(クビアト)は、悪くなかったのですが、ポイント圏内でフィニッシュできませんでした。ホンダのパワーユニットを搭載する4台は、全車ポイント圏内にいましたが、我々は、さらに強くプッシュして、前進しなければならないと思っています」

【STINGER】
Photo by Red Bull Toro Rosso HONDA

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