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セバスチャン・フェッテル完全復活!!–シンガポールGP決勝

392日ぶり。辛さを超えた復活を果たしたセバスチャン・フェッテル。

勝利から見放されていたセバスチャン・フェッテルが、夜祭の高揚感の中で行なわれたシンガポールGPで、完全復活を遂げた。

スタートからポールポジションのシャルル・ルクレール+フェラーリがレースをリードしていたが、タイヤ交換のタイミングでセバスチャン・フェッテルが先行、セフティカーが3回出動する荒れたレースを完璧に走りきり、ポールポジションからスタートしたルクレールを従えて、F1通算54回目の優勝を達成した。

セバスチャン・フェッテルの勝利は、2018年8月のベルギーGP以来の392日ぶり。フェラーリの1-2は、2017年ハンガリーGPのフェッテル/キミ・ライコネン以来。2位のルクレールは、先輩のフェッテルを讃え、今年初、2年ぶりのチーム1-2を素直に喜んだ。

マックス・フェルスタッペンのレッドブル・ホンダが、ルイス・ハミルトン+メルセデスを倒して表彰台によじ登ったが、度重なるセフティカーのためもあって、上位は最後まで団子状態の拮抗した闘いを演じた。

アレキサンダー・アルボン+レッドブルが、初のマリナ・ベイ・ストリート・サーキットを6位で完走、ピエール・ガスリー+トロロッソ・ホンダは、いつになく果敢なレースを闘い抜いて8位に食い込んだ。ダニール・クビアト+トロロッソ・ホンダは、いいレースを戦っていたが、接触などの不運もあって15位だった。

特筆すべきは、マクラーレンの二人の活躍だった。ランド・ノリスは、三強に次ぐ7番手に食い込み、カルロス・サインツは、スタート直後の混乱でマシンを傷めて早々にピットインを強いられて最後尾に落ちたが、そこから12位まで挽回した。

ダニエル・リカルド+ルノーの果敢なレースも記憶しておくべきレースだった。セフティカーが3回導入され、12回の開催で、マリナ・ベイ・ストリート・サーキットのセフティカーの出動回数は合計21回となった。

◆2019シンガポールGP結果
1. フェッテル+フェラーリ
2. ルクレール+フェラーリ
3. フェルスタッペン+レッドブル・ホンダ
4. ハミルトン+メルセデス
5. ボッタス+メルセデス
6. アルボン+レッドブル・ホンダ
7. ノリス+マクラーレン
8. ガスリー+トロロッソ・ホンダ
9. フルケンベルグ+ルノー
10. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
11. グロジャン+ハース
12. サインツ+マクラーレン
13. ストロール+Rポイント
14. リカルド+ルノー
15. クビアト+トロロッソ・ホンダ
16. クビツァ+ウィリアムズ
17. マグヌッセン+ハース
18. ライコネン+アルファロメオ
19. クビツァ+ウィリアムズ
20. ラッセル+ウィリアムズ

[STINGER]山口正己
photo by FERRARI

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