ルクレール+フェラーリ駿足、ハミルトン+メルセデス気合ラン!!–ロシアGP予選
ルクレール+フェラーリが駿足を見せ、ただ一人1分31秒台で、ミハエル・シューマッハの記録に並ぶ4戦連続ポールポジションを決めた。
雨が心配されたソチ・オートドロモだが、結果は快晴。気温21度の絶好のコンディションで予選が進む中で、ルクレール+フェラーリは、Q1はフェッテル+フェラーリに譲ったものの、Q2以降で最速の座を守り通した。
2位のハミルトン+メルセデスは、ここでも120%の全開走りを見せ、ポテンシャルが上と自他ともに認めるフェラーリの一角を崩した。
フェルスタッペン+レッドブル・ホンダが3番手のフェッテル+フェラーリに次ぐ4番手のタイムを記録。パワーユニット交換の5グリッドダウンを最小限にとどめて9番手グリッドを確保した。
アルボン+レッドブル・ホンダは、Q1でアタックラップをイエローフラッグに阻まれてタイムを出せず、挽回を狙ったがオーバーペースでスピン、クラッシュしてリヤを壊してQ2に進めなかった。
ガスリー+トロロッソ・ホンダが順調にタイムを記録していたが、Q2は11番手でノックアウト。チームメイトのクビアト+トロロッソ・ホンダは、フリー走行で、前日に続いてコース上でストップ、修復が間に合わずに予選を諦めた。
中団はいつも以上に拮抗した闘いとなり、Q2の1回目のアタックのタイムは、6番手のガスリー+トロロッソ・ホンダから10番手のサインツ+マクラーレンまでの5台が0.027秒の中にひしめく凄まじい激戦だった。
◆ロシアGP予選結果
1. ルクレール+フェラーリ 1分31秒628
2. ハミルトン+メルセデス 1分32秒030
3. フェッテル+フェラーリ 1分32秒053
4. フェルスタッペン+レッドブル・ホンダ 1分32秒310
—-以下、1分33秒台
5. ボッタス+メルセデス
6. サインツ+マクラーレン
7. フルケンベルグ+ルノー
8. ノリス+マクラーレン
9. グロジャン+ハース
10. リカルド+ルノー
—-以下、ノックアウト
11. ガスリー+トロロッソ・ホンダ
12. ペレス+Rポイント
13. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
14. マグヌッセン+ハース
15. ストロール+Rポイント
—-以下、ノックアウト
16. ライコネン+アルファロメオ
17. ラッセル+ウィリアムズ
18. クビツァ+ウィリアムズ
19. アルボン+レッドブル・ホンダ
—-以下、ノータイム
クビアト+トロロッソ・ホンダ
※ホンダ勢4台を含め、ペナルティのグリッドダウンが多数存在する。
ペナルティを受けた後のグリッドは、こちら。
[STINGER]山口正己
photo by FERRARI