クビアト+トロロッソ・ホンダのトラブルはPUが原因
ダニール・クビアトのトロロッソ・ホンダが、フリー走行と予選で連続してコース上にストップしたが、当初、燃料供給などの問題で、原因はパワーユニット本体ではないとされていたが、レッドブル・トロロッソ・ホンダ・チームから予選後に届いたリリースでは、原因がパワーユニットにあったとされた。
トロロッソの車体性能の責任者であるクラウディオ・バレストリ・チーフエンジニアは、「FP3の開始時にPUに問題があり、変更を余儀なくされた」とコメント。ホンダF1レーシングの田辺豊治テクニカルディレクターも、「クビアトはFP3でPUが故障が発生(“suffered a PU failure”)したため、PUを再度変更する必要があり、予選には参加しませんでした。原因について完全な調査を実施します」としている。
クビアト+トロロッソ・ホンダは、すでにパワーユニットと補記類一式を交換したため、最後尾スタートが決まっていた。
ダニール・クビアトは、「後ろからのスタートはわかっていたけれど、ホームレースで予選を逃すのは残念。ここまではスムーズな週末ではないけれど、重要な日は明日です」と気丈にコメントしている。
[STINGER]山口正己
photo by Honda