フェルナンド・アロンソとマルク・コマがラリー・モロッコに挑む
二人は南アフリカでのリヒテンバーグ400でラリー初デビューから3週間後、フェルナンド・アロンソは、マルク・コマと組み、TOYOTA GAZOO Racingのトヨタ・ハイラックスで、FIAクロスカントリーラリー・ワールドカップの最終戦ラリー・モロッコに国際ラリーレイドに初参戦する。
これは、2020年1月のダカールラリー2020を見据え、スペイン人コンビはトレーニングプログラムの一環として臨むもの。
9月29日からの4日間、アロンソとコマはラリー・モロッコに向けた準備として、モロッコ北部の内陸都市であるフェズの南方400kmほどに位置するエルフォードでテストを行い、新たなカテゴリーへの挑戦に向け、総距離1400kmのトレーニングを重ねた。
フェルナンド・アロンソ
「先月の南アフリカでのラリーレイドデビューの後、カタールに飛んで砂丘で過ごした2日間は、素晴らしい経験となりました」
「豊富な成功経験を持つTOYOTA GAZOO Racingチームが私に自信を与えてくれています。ドライバーとナビゲーター、マネージメントにエンジニア、またメカニックの雰囲気もとても良く、様々な路面で多くの距離を走破して、自分自身の経験値を上げることが出来ました」
「マルクと私は更なるテストのためにラリー・モロッコに挑みます。5日間に渡るラリーを完走出来れば、より多くの走行経験を重ねることが出来るでしょう。とはいえ、ラリー本戦なので、少しは勝負するつもりです。ダカールラリー2020を見据え、経験豊富なチームメイトと比較して自分の実力がどの程度なのかを測り、またダカールと似た環境でのラリーなので、どのような状況でプッシュすべきかなどを学べる良い機会だと思っています」
【STINGER】
photo by GAZOO RACING