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総勢59台のおばか丸出し–レッドブル・ボックスカー レース TOKYO2019

おばかの中にチラ見えする創意工夫のテクノロジーや美ボディ。この一途さがおばかをする!?

動力なしの自作車による受け狙い選手権、『レッドブル・ボックスカー レース TOKYO』が、F1日本GPを1週間後に控えた10月6日、東京都稲城市と神奈川県川崎市をまたぐ遊園地よみうりランドの特設会で行なわれた。

エントリー台数は集めに集まったりの59台!! それぞれ工夫を凝らした受け狙いの一見ガラクタ、実は創意工夫の固まりが小雨まじりの天候をはね飛ばして“おばか”の覇を競った。

参加車の中には、アストンマーチン・レッドブル・ホンダのF1ドライバーであるマックス・フェルスタッペンとアレキサンダー・アルボンのアイデアを実現したMAX FVERSTAPPEN RACING(初めて聞いた)のゼッケン33の『マックス号』と、ALBON SUPER SPORTS(初めて聞いた)のゼッケン23の『アレックス号』という、名前は普通の参加者も。

アレックス号(上)とマックス号。

審査委員長は、ホンダF1レーシングの山本雅史マネージングダイレクター、おばか具合をとってもマジメに審査する姿が心を打った、かもしれない。

おばか具合よりメカニズムに感心しつつ、真剣に審査する山本雅史審査委員長。

しかし、おばかと言っても、下り坂を無事にゴールするためにデザイン・制作されたサスペションや、空力は考えていないけれど綺麗に成形された走行メカニズムとフォルムは、山本審査委員長も思わず覗き込む、まさに涙ぐましい相違と工夫がてんこ盛りのなかなかのレベル。全チーム、ばかばかしくも楽しい1日となった。

「近所だけに生える」という珍しい竹のしなりを活かしたその名も『竹虎』。一途さもおばかの尺度?!

【STINGER】
photo by [STINGER]
movie by REDBULL JAPAN

 

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