恒例の『ジュニアピットウォーク』今年も大盛況!!
鈴鹿サーキットは、2009年から、日本GPのセッション開始前日の木曜日に、近隣の小学校の5年生をF1の現場に招待して『ジュニアピットウォーク』を行なっている。今年も、7校合計744名をF1の準備を進めるピットに集まった。
生徒たちは、単にピットを見物するだけでなく、チームメンバーを応援するために、工夫を凝らした“出し物”を用意する。ハースF1チームを応援した白子小学校は、クィーンの『We will rock you』に合わせたダンスを練習を積んで披露、フェラーリを応援した明生小学校は、扇子の表面にイタリア国旗、裏面に“FORZA”と書き込んで声援を送った。
生徒に、FORZAの意味を知っているかと訪ねると、「がんばって!!」と黄色い声の合唱が返ってきた。他に、“CIAO”も覚えたそうだ。
チーム側もメカニックを中心に対応し、絶妙な関係が構築されている。チームのメカニックたちは、“こんなことをしてくれるのは世界中で日本だけ”と頬を緩め、11年目を迎えた『ジュニアピットウォーク』は、子供たちが見事な“国際外交”を行なう場になっている。
◆2019日本GP『ジュニアピットウォーク』参加校
[STINGER]山口正己
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