金曜日朝7時半の鈴鹿のピット–三強チーム
セッション開始の10時まで2時間半。鈴鹿のピットレーンは、それぞれのチームが計画にしたがって最後の調整を行なっている。
非常に興味深いのは、トップを争う三強のピットが、それぞれまったく異なる“表情”をしていたことだった。
レッドブルは、ピットガレージの中に、ボディカーバーがかけられた2台のマシンが整然と置かれ、準備万端を物語っていた。
フェラーリは、最終調整中だろうか、何人かのメカニックが、ゆっくりと作業を進めていた。
そして、メルセデスはいつものように不気味。ピットガレージのシャッターは閉じたまま。作業が終わっているのか、それとも?
[STINGER]山口正己
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