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ルノー、先進技術で日本GP失格!!

進みすぎたルノーのテクノロジー?!

日本GPの結果からルノーが除外された。FIA23日にジュネーブで行なわれた会議で失格が決定したもの。

formulaone.comによると、レーシングポイントからルノーのブレーキシステムについて出されていた抗議を審議した結果、6位のダニエル・リカルドと10位のニコ・フルケンベルグが、技術的ない半ではなく、スポーティング規則で失格を判定された。

レーシングポイントの抗議は、「自動ブレーキバイアスシステム」に関連するもので、“システムの動作はオンボードのカメラ映像で、ドライバーの入力なしでルノードライバーのステアリングホイールのブレーキバランス表示が変化していることが確認できる”というものだった。

FIAは、ルノーの電子制御ユニットと、リカルドとフルケンベルグのステアリングホイールを検査し、システムじたいは違反していないものの、「特定の曖昧さを利用するための革新的なソリューション」を使用していることを指摘。運転支援に関するF1のスポーツ規則に違反しているという結論を出した。

要するに、ルノーのシステムが、ドライバーの反射神経やスキルを助けて調整できることが問題となったワケで、ルノーの先進テクノロジーが指摘されて失格になるという、なんとも皮肉な結果になった。

ルノーは控訴する権利を持っているが、この段階で、フェラーリのルクレールが6位、トロロッソ・ホンダのガスリーとクビアトが7位と10位、レーシングポイントのセルジオ・ペレスとランス・ストロールが8位と9位に繰り上がることになった。

◆ルノー失格後の日本GPトップ10
1. ボッタス+メルセデス
2. フェッテル+フェラーリ
3. ハミルトン+メルセデス
4. アルボン+レッドブル・ホンダ
5. サインツ+マクラーレン
6. ルクレール+フェラーリ(7位)
7. ガスリー+トロロッソ・ホンダ(8位)
8. ペレス+レーシングポイント(9位)
9. ストロール+レーシングポイント(11位)
10. クビアト+トロロッソ・ホンダ(12位)
※カッコ内は失格前の順位

[STINGER]山口正己
photo by Renault Sport Formula One Team

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