フェラーリ駿足、トロロッソ・ホンダ好調!!–2019F1GP第18戦メキシコGP初日トピックス
メキシコの高地を舞台に幕開けしたメキシコGPは、25日金曜日の1時間半を2回消化して、大方の流れが見えてきた。
タイヤの特性が、高地でダウンフォースの少ないオートドロモ・エルマノス・ロドリゲスの路面にマッチしていず、特にソフトタイヤでささくれが目立ち、タイヤがレースの流れに大きく影響しそうな雲行き。
三強の序列は、フリー走行1ではメルセデスがリードしていたが、フリー走行2になると、フェラーリ-レッドブル・ホンダ-メルセデスのオーダーになった。
レッドブル・ホンダは、フリー走行2開始20分の時点でアレキサンダー・アルボンがオーバーペースからクラッシュの洗礼を受け、マックス・フェルスタッペン一人となったが、同じホンダ・パワーを積むトロロッソ・ホンダが注目を集めた。
トロロッソ・ホンダの2台は、終始セカンドグループのトップでセッションを進め、ダニール・クビアトとピエール・ガスリーが、フリー走行2で6番手と7番手に濃紺のマシンを並べた。
さらに2台とも、ロングラン・ペースが三強に匹敵する駿足を示し、レースの台風の目になるのではないかと思わせた。
マクラーレンのカルロス・サインツとランド・ノリスも好調にプログラムを進め、2台ともトップ10の仕上がりを見せた。
◆予選結果
1. フェッテル+フェラーリ 1分16秒607
2. フェルスタッペン+レッドブル・ホンダ 1分16秒722
—-以下、1分17秒台
3. ルクレール+フェラーリ
4. ボッタス+メルセデス
5. ハミルトン+メルセデス
6. クビアト+トロロッソ・ホンダ
—-以下、1分18秒台
7. ガスリー+トロロッソ・ホンダ
8. サインツ+マクラーレン
9. フルケンベルグ+ルノー
10. ノリス+マクラーレン
11. ストロール+Rポイント
12. ペレス+Rポイント
13. リカルド+ルノー
14. ライコネン+アルファロメオ
15. グロジャン+ハース
16. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
—-以下、1分19秒台
17. マグヌッセン+ハース
18. ラッセル+ウィリアムズ
—-以下、1分20秒台
19. クビツァ+ウィリアムズ
—-以下、1分21秒台
20. アルボン+レッドブル・ホンダ
[STINGER]山口正己
photo by FERRARI