注目の3位争い–フェルスタッペン+レッドブル・ホンダは挽回できるか?!
メキシコ-アメリカの北米ラウンド連戦のメキシコGPが終わり、21戦の2019年F1GPは残り3戦となった。メルセデスの1-2は動かないが、3位争いがさらに混戦になった。
日本GPとメキシコGPのドライバトーズポイントで、フェラーリのセバスチャン・フェッテルとレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンの順位が逆転、フェルスタッペン+レッドブル・ホンダはシリーズ4番手から5位に転落した。
◆メキシコGP終了時点のシーズントップ5(カッコは日本GP終了時のポイント)
1. ハミルトン+メルセデス 363
2. ボッタス+メルセデス 289
3. ルクレール+フェラーリ 236(221)
4. フェッテル+フェラーリ 230(212)
5. フェルスタッペン+レッドブル 220(212)
ベルギーGPからの後半戦を注目すると、ルクレールがベルギーとイタリアを連勝して104ポイントを稼ぎ、113ポイントのハミルトンに続いている。ボッタスが86ポイント、フェッテルが74ポイントだが、フェルスタッペンは、39ポイントしか加点できていない。これは、ベルギーと日本でリタイアしていることが響いている。
この流れでいくと、メルセデス2台に続くシリーズ3位は、フェラーリの二人の争いになるが、シャルル・ルクレールも、ベルギーからの2連勝の後は、徐々にトーンダウン気味。セバスチャン・フェッテルは、イタリアとロシアで無得点だったが、日本とメキシコの連続2位表彰台で盛り返し中。残り3戦で、フェラーリの二人がどう動くのか、はたまたマックス・フェルスタッペンのレッドブル・ホンダのどんでん返しがあるのか、注目だ。
[STINGER]山口正己
photo by FERRARI