4人のPowerd by Honda@アメリカGP–「大好きな鈴鹿のS字に似ている」(ガスリー)
今日から始まる2019F1GP第19戦アメリカGPに向けて、Hondaパワーの4人のヤル気と期待のコメントが届いた。
ピエール・ガスリー Red Bull Toro Rosso Honda
「昨年がオースティンでの初レースでした。2017年はタイトルのかかった日本のスーパーフォーミュラ最終戦に出場したのですが、レースは悪天候でキャンセルになってしまいました。その前にも、サードドライバーとして何度かオースティンに来て、とても美しいサーキットとして印象に残っています」
「ボクは鈴鹿のS字が大好き。ランオフエリアが広いけれど、サーキットof theアメリカスには似たようなセクションがあるし、前半のセクションは6~7速で流れるように抜けていくコーナーが続きます。F1マシンで走行すると、かなり高速になるのでとてもエキサイティン グで、ストレートに続く低速コーナーもあるのでオーバーテイクも狙えます」
「ターン1は上り坂でブレーキングし、進入がとても広いユニークなコーナーで、急勾配でのブレーキングは他にはないので、最初は不思議な気分でした。コーナーの内側が見えないので、どこでどうターンインしていくかをきちんと把握しておかなければなりません」
「さらに、高速セクションでは、最初のコーナーを正確にクリアしないと、その後に影響します。そして、低速コ ーナーはとてもテクニカルで、ブレーキングポイントもつかみにくく、ステアリング操作も大きくなります。ターン15で、タイヤをロックさせるドライバーも多いので、正確なブレーキングが必要で、オーバーテイクポイントは2~3か所あります」
「去年は雨が降りましたが、ここは天候の予測が難しい場所なので、今年はどうなるか様子を見たいと思いますが、アメリカの雰囲気がレースを盛り上げるし、オースティンという街も好きです。ボクの親戚が住んでいるので、彼らに会えるのも嬉しいです。サーキット内外ともに雰囲気は素晴らしいので、きっと最高のレースウイー クになると思います。北米への遠征をいい結果で終えるために全力を尽くします」
ダニール・クビアト Red Bull Toro Rosso Honda
「サーキットof theアメリカスは、いろいろな意味で魅力的なサーキットです。いろいろな特性を持つセクションで構成され、序盤は高速区間で、ターン1は急勾配を駆け上がる面白いコーナーで、高速のS字や長いストレートが組み合わされ、バトルも多くなります」
「最終区間はツイスティーで、低速コーナーでは、最適なセットアップとダウンフォースレベルを見つけ出せるかどうかが試されるので、ここもまた面白いし、すべての要素が試されるサーキットです」
「コース幅が広くて、いくつかのコーナーでは複数のラインが取れます。特にターン1は、入口が広いのでオーバーテイクが可能だし、これまでも面白いバトルがありました」
「オースチンは素晴らしい舞台です。サーキットでは多くのファンがいい雰囲気を作り出してくれますし、ドライバーはみんなオースティンの街がお気に入りなので、訪れるのが楽しみです」
「アメリカはモータースポーツが盛んで、F1も人気がさらに高まっきている感じがするのは、アメリカがF1の重要なマーケットなので、いいことですね!」
アレキサンダー・アルボン Aston Martin Red Bull Racing
「オースティンのサーキットでドライブしたことはないですが、いい話をたくさん聞いているし、楽しそうなレイアウトに見えます。特に第一セクターは鈴鹿に似ているし、早くドライブしてみたいです。アメリカを訪れること自体が初めてなので、文化や食事にもワクワクしています。」
「グランプリ自体もとてもクールだと聞いていますし、メキシコよりももう少しダウンフォースをつけて走れることも楽しみ。シミュレーターで走る限りはトラック路面はバンピーだけれど、元々は沼地だったことが原因のようですが、リズムに乗ることが大事なので、できるだけ早い段階でその感覚をつかみたいです。ランオフエリアも多く、限界までプッシュしやすいサーキットですが、プッシュのし過ぎには気を付けます」
「メキシコはレースペースは、このチームに来てからベストだったので、今週末もその勢いを保って、少しでも早く走りたいです!」
マックス・フェルスタッペン Aston Martin Red Bull Racing
「オースティンに行くのはいつも楽しみだし、今回はさらにボクがF1の100レース目になるので、さらに楽しみです」
「ボクはアメリカが好きで、なかでもテキサスはお気に入り。サーキットも、新しい割に路面がバンピーで、クラシカルなコーナーがたくさんあるので、走っていてすごく楽しい。去年も後方から表彰台(18番グリッドから2位)といういいレースができたので、ボクたちのマシンの相性がいいはず。オーバーテイクもしやすいし、あらゆることが起こり得ます」https://f1-stinger2.com/f1_news/20181022maxdriveroftheday
「メキシコでの6位は望んだ結果ではなかったけれど、マシンに速さはあったし、序盤の不運で最後尾からの追い上げだったことを考えればいい結果でした」
[STINGER]山口正己
photo by Honda