アメリカGP初日トピックス–やはりメルセデス圧倒的、レッドブル・ホンダ食い下がる
2019F1GP第19戦アメリカGP初日が寒さに震えるテキサス州オースチンのサーキットof theアメリカスで行なわれ、メルセデスが別格の強さだけでなく、キレのいいスピードも見せた。
ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスは、フリー走行1で72周、フリー走行2で68周を走り込み、フリー走行2では、ペナルティを受けてピットストップを課されたことを想定したピット練習まで念を入れて行なうほどの余裕で、さらに最速タイムもハミルトンが記録した。
サーキットof theアメリカスは沼地に造成されたことから、地盤がむルクレール+フェラーリ、路面がうねった部分が散見されるが、バンピーなコーナーで、メルセデスの2台は、育ちのいい社会とサスペンションを想像させる卓越したコントロール性を見せている。
ホンダ勢は、フリー走行1でマックス・フェルスタッペンのレッドブル・ホンダが最速タイムを記録、フリー走行2は、ハミルトン+メルセデス、ルクレール+フェラーリに次ぐ3番手。アルボン+レッドブル・ホンダとガスリー+トロロッソ・ホンダが6-7番手、クビアト+トロロッソ・ホンダが12番手で初日を終えた。
注目を集めたのは、ガスリー+トロロッソ・ホンダ。安定して上位をキープし、マクラーレン、レーシングポイント、アルファロメオなどのライバルに先んじて期待を高めた。
土曜日は、午後4時(日本時間翌3日朝6時)からの予選を前に、フリー走行3が13時(日本時間翌3日午前3時)から行なわれる。
◆アメリカGPフリー走行2結果
1. ハミルトン+メルセデス 1分33秒232
2. ルクレール+フェラーリ 1分33秒533
3. フェルスタッペン+レッドブル・ホンダ 1分33秒547
4. フェッテル+フェラーリ 1分33秒890
—-以下、1分34秒台
5. ボッタス+メルセデス
6. アルボン+レッドブル・ホンダ
7. ガスリー+トロロッソ・ホンダ
8. サインツ+マクラーレン
9. ストロール+Rポイント
10. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
11. リカルド+ルノー
12. クビアト+トロロッソ・ホンダ
13. フルケンベルグ+ルノー
—-以下、1分35秒台
14. ノリス+マクラーレン
15. ペレス+Rポイント
16. ライコネン+アルファロメオ
17. マグヌッセン+ハース
18. グロジャン+ハース
—-以下、1分36秒台
19. ラッセル+ウィリアムズ
—-以下、1分37秒台
20. クビツァ+ウィリアムズ
[STINGER]山口正己
photo by MERCEDES