アメリカGPの結果を一番喜んだのは、ラウダ!?
ルイス・ハミルトンは、6度目のワールドチャンピオンを決めたアメリカGPの後、「この勝利はニキがいたからこそ」とコメントした。
ボッタスが優勝しても、8位になれば、6度目のタイトルを決められる状況でありながら、リスクを恐れず果敢に闘ったハミルトンは、ラウダから少なからず影響を受けていた。
プロストのように戦略的でもあり、セナのように先鋭的でもあったルイス・ハミルトン。確かに、その姿勢は、大火傷を乗り越えて3度のワールドチャンピオンを獲得し、今年5月に天寿を全うしたニキ・ラウダを彷彿とさせる。
[STINGER]山口正己
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