セナの思い出、走る!!
ブラジルGPを来週に控えたサンパウロで、1994年に急逝したアイルトン・セナの思い出を後世に伝える『ハイネケンF1フェスティバル』が行なわれた。
イベントでは、セナゆかりのマシンが何台か用意され、1985年のポルトガルGPで、セナがF1初優勝を飾ったロータス97Tを、セナがF1を目指すきっかけになったブラジル人初のワールドチャンピオンのエマーソン・フィティパルディがドライブし、大きな喝采を浴びた。また、セナに憧れてF1まで上りつめた同じくブラジルのフィリッペ・マッサは、1984年にセナのデビューイヤーで雨のモナコGPでアラン・プロストを追い回したマシンとなったトールマンTG184をドライブし、こちらも喝采を浴びた。
また、イベント盛り上げに、メルセデスとルノーのF1チームが協力し、それぞれドーナツターンを披露した。
[STINGER]山口正己
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