Hondaパワーが証明された瞬間
スペクタクル、驚異的、信じられない、ウルトラなど、驚きを現すタイトルがついた報道が世界各国で流れた2019ブラジルGP。最後のセフティカー明けのコントロールラインを前に、ペースセッターの権利を持つルイス・ハミルトンが、超スローペースで隊列を引き連れて最終コーナーを回ってきた。
リスタートの1コーナーに、モーターレーシングが凝縮されていた。
注目は、レッドブル・ホンダの2台、マックス・フェルスタッペンとアレキサンダー・アルボンのフェアで度胸の座った闘い振り。Hondaパワーは、最終ラップのハミルトンvsガスリーの加速勝負でも威力を見せたが、スタート直後のフェルスタッペン+レッドブル・ホンダとアレキサンダー・アルボンも、Hondaパワーを活かし、そこに決然としたマシンコントロールを披露した。二人の果敢なドライブを、とくとご覧あれ。
[STINGER]山口正己
photo by Formulaone.com