ガスリー、フランス人初表彰台記録更新
ブラシルGPで2位に入賞したトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、23歳9カ月と10日で表彰台に登った。これは、ジャン・アレジの25歳9カ月を更新して、フランス人の新記録になった。
ちなみに、フランス人では、ロメイン・グロジャンが26歳と5日、プロストが26歳と49日。ピエール・ガスリーが次に目指すのは、優勝ということになるが、これまで、フランス人のF1GPウィナーは11人いる。それぞれの初優勝の年齢は、以下の表のとおり。
最も若いフランス人ウィナーはアラン・プロストで26歳。ピエール・ガスリーが記録を作るまで、まだ3年間ほどの“猶予”がある。
ちなみに、フランス人のワールドチャンピオンは、1985年に30歳で夢を達成したアラン・プロストただ一人。ピエール・ガスリーは、二人目のフランス人チャンピオンになるために、F1に参戦するのだ、という目標を、スーパーフォーミュラ参戦を前にした2017年にSTINGERのインタビューに答えている。
[STINGER]山口正己