赤旗2回の際どい闘いの最終戦、久々にメルセデス1-2、ホンダ全車トップ10
2019年のシーズンの締めくくり、第21戦アブダビGPの初日が終わった。砂漠の中のヤス・マリーナ・サーキットで、ドラマチックな2セッションが展開した。
トップ6に三強が、メルセデス-フェラーリ-レッドブル・ホンダの順で2台ずつ綺麗に並んだ。セカンドグループは、相変わらずの拮抗状態。7番手のグロジャン+ハースから10番手のガスリー+トロロッソ・ホンダまで、僅か0.16秒の接近戦。ホンダ・パワーの4台すべてがトップ10で仕上げた。
一方で、フリー走行1で、フェッテル+フェラーリがクラッシュ、フリー走行2では、最速のボッタス+メルセデスと、セカンドグループ最速のグロジャン+ハースがコーナーで接触。
ボッタス+メルセデスは、「空けてくれたから入った」。グロジャン+ハースは、ごく自然にインに切り込んだ。チームがグロジャン+ハースにボッタス+メルセデスの接近を知らせるべきだったか。
赤旗が連発した初日の状況から、際どい予選とレースが予測されている。
◆フリー走行2結果
1. ボッタス+メルセデス 1分36秒256
2. ハミルトン+メルセデス 1分36秒566
3. ルクレール+フェラーリ 1分36秒642
4. フェッテル+フェラーリ 1分36秒691
5. フェルスタッペン+レッドブル・ホンダ 1分36秒807
—-以下、1分37秒台
6. アルボン+レッドブル・ホンダ
7. グロジャン+ハース
8. ペレス+レーシングポイント
9. クビアト+トロロッソ・ホンダ
10. ガスリー+トロロッソ・ホンダ
11. サインツ+マクラーレン
12. ノリス+マクラーレン
13. ストロール+レーシングポイント
—-以下、1分38秒台
14. マグヌッセン+ハース
15. フルケンベルグ+ルノー
16. リカルド+ルノー
17. ライコネン+アルファロメオ
18. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
—-以下、1分39秒台
19. ラッセル+ウィリアムズ
—-以下、1分40秒台
20. クビツァ+ウィリアムズ
[STINGER]山口正己
photo by MERCEDES