ラッセル、見せたポテンシャル!!–アブダビF1合同テスト2日目(最終日)
アブダビGPの舞台となったヤス・マリーナ・サーキットで行なわれているF1合同テスト2日目の最終日、メルセデスのコクピットに納まったジョージ・ラッセルが、最速タイムを記録した。
午前中はルクレール+フェラーリが最速だったが、午後の戦ション開始早々にクラッシュを喫して、走れなかった。そのまま走っていれば、ルクレールが最速だった可能性はある。ただし、ジョージ・ラッセルが2020年用のテストタイヤを履いていたのに対して、ルクレールは2019年用で、タイヤのアドバンテージはルクレールに分があった。
ルクレールは、クラッシュの後に、「充分走ったのでデータはたっぷりある」とコメントしたが、事実、午前中だけで100周をこなしていた。
ちなみに、ラッセルは、初日にウィリアムズで1分40秒368を記録していたが、メルセデスに乗り換えて3秒以上を縮めた。
2日間のテストを終え、全チームは、2019年モデルの走行は見納め。次の走行は、2月19日にバルセロナのカタルーニャ・サーキットで行なわれるF1合同テストまでお預けになる。
[STINGER]山口正己
photo by MERCEDES