まるでリアルなバーチャルF1GP
バーチャルとリアルの境目が着かなくなった?!
5日夜、『ニューバランスF1Esportsプロシリーズ2019』の最終ラウンドが、ロンドンのGfinity Esports Arenaで開催された。
F1の全10チームが参加し、バーチャルF1世界選手権のタイトルをかけたバトルが繰り広げられた。今回は日本/アメリカ/ブラジルが舞台となったが、リアルなF1と見紛うバトルが展開した。
鈴鹿では、トロロッソのパトリック・ホルツマンが3位でフィニッシュ、若いドイツ人はオースティンでファステストラップを記録し、12レースで行なわれるシーズンの4勝目を記録した。
リアルF1と見分けが着かない優勝のパトリック・ホルツマンのコメント
「鈴鹿の予選は接近戦で6番手でした。レースは、戦略に積極的なギャンブルをかけて3番手に上げ、最後のラップで2位になるチャンスがありましたが、うまくいきませんでした」
「COTA(サーキットof theアメリカス)では、7番手からスタートしたけれど、残念ながら別の車にぶつかってフロントウィングを変更するために余分な停車を余儀なくされ、余分なストップをして、最速ラップのDHL賞に挑戦することにして、ポイントを獲得しました」
「最後のサンパウロは、雨の予選で難しかったけれど、再びアグレッシブなギャンブルで1周目にピットイン。でも、みんな同じことをしたので、渋滞で立ち往生し、3秒遅れの8番手でレースを終えましたが、少しポイントを獲得できて良かったです。ここでも、今シーズンの最速ラップでDHL賞を受賞しました」
リアルかバーチャルか、見分けがつかなくなる日は近い?!
[STINGER]山口正己
Photo by Red Bull Toro Rosso HONDA