ドーピング・スキャンダルにもめげず、ロシアGP開催に前向き
ロシアが、ドーピング・スキャンダルに端を発して、WADA(世界アンチドーピング機構)が、向こう4年間の国際スポーツ競技禁止を通達したのを受けて、ロシアGPのプロモーターは、レースが開催されることを確信しているとコメントした。
WADAの勧告で、2020年の東京オリンピック/パラリンピック、2022年のカタールでのサッカー・ワールドカップなどのイベントで、ロシア国旗の掲揚と国歌が許されないことになり、2020年9月27日にソチ・オートドロモで決勝レースが予定されているロシアGPが中止になるのではないかとの懸念があったが、プロモーターのRosgonkiは、レース中止は、「法的にも技術的にも不可能」としている。
開催権料などが支払われている他、契約不履行になると莫大な違約金を覚悟しなければならなくなる。この契約は、WADAからの通達のはるか前の2010年に2025年までの期間を調印されていた。
【STINGER】
Photo by MERCEDES