フォーミュラE、またもや結果変更
23日にサウジアラビアのデイヤールで決勝を行なったフォーミュラE第6シーズン第二戦で、またまた結果が大きく変更になった。
まず、表彰台のギュンターが、セフティカー中の追越しで24秒のペナルティ、同じくニック・デ・ブリースも24秒ペナルティに加えて、FIAの規則書を遵守しなかったカドで5秒加算。ターベイが使用エネルギー規制超過で失格となった。
レース自体、ドイツを中心にメーカーが出揃って、テクノロジーの競走に期待したいところだが、運営にいちいち躓き、挙げ句は結果が覆る状況がこのまま続くと、フォーミュラE自体の信頼性崩壊につながりかねない。
フォーミュラEの事後追加ペナルティでの結果変更は日常茶飯事となっているが、そろそろ怠慢なオフィシャル団にも、“判断遅延ペナルティ”でも設定してほしいところだ。
[STINGER]山口正己
photo by FormulaE